ロバーツ監督 5回途中1失点の佐々木朗希に「大きな自信になるはずだ」 ベンチで固い握手交わし労う

[ 2026年3月31日 14:34 ]

インターリーグ   ドジャース―ガーディアンズ ( 2026年3月30日    ロサンゼルス )

試合後の会見で佐々木について語るデーブ・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之)
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 ドジャース佐々木朗希投手(24)が30日(日本時間31日)、本拠でのガーディアンズ戦で今季初登板初先発。今季初勝利こそならなかったが、4回0/3を4安打1失点と力投。4奪三振で与四球を2つにとどめる投球内容をデーブ・ロバーツ監督(53)も「全体的にライン上に投げられていた。ミスも悪いミスではなかった。リズムも良かったし、しっかり攻めていた。持っている球でより良く打者に向かっていったと思う」と評価した。

 落ち着いたマウンドさばきだった。初回、先頭のクワンにカウント1―1から投じた低めカットボールは1度はストライクと判定されたが、クワンのABSチャレンジにより、ボール球に変更となった。リズムを崩しかねない判定となったが、慌てることはなかった。

 クワンをカットボールで見逃し三振に仕留めると、開幕3戦で4本塁打を放った2番のデローターは98.2マイル(約158.0キロ)直球で二ゴロ。3番・ラミレスには中前打を許し、その後盗塁で得点圏に走者を背負ったが、4番のマンザードは99.0マイル(約153.9キロ)直球で左飛に仕留めた。

 今春のオープン戦は4試合に登板し、3試合で初回に失点。課題の初回を乗り切り、リズムをつかんだ。2回は3者凡退。3回には先頭打者のヘッジズに右翼線二塁打を許し、2死三塁からクワンに先制の二塁打を許した。それでもラミレスをスプリットで空振り三振、マンザードを右飛に打ち取り、最少失点でこの回を終えた。指揮官は「ラミレスを三振に取るというのは、球界でもトップクラスの打者を抑えたということ。彼は99マイルをストライクゾーンに投げられ、さらに動きの読めないスプリットも使える」と評価した。

 5回、先頭のマルティネスに中前打を許した時点で、ロバーツ監督はベンチから出て、交代を告げた。指揮官はベンチに戻った佐々木に歩み寄り固く握手。胸を2度、拳でタッチして働きを称えた。「大きな自信になるはずだ。彼は元々自信のある選手だが、結果が出ないと本当の意味での自信は持てない。だからあの発言は正直なものである。しかし結果を出すことで、本当の自信が積み上がる。この登板を土台にしていくべきである」

 直球の最速は99.5マイル(約160.1キロ)。直球を軸にスプリット、カットボールのコンビネーションでガーディアンズ打線に的を絞らせず、この日、与えられた仕事は確実にこなした。監督も「今日は非常に良いステップであった。球数も問題なく、4回まで投げることができた。今後はさらに長いイニングを投げることが目標になるが、今日は正しい方向への一歩であった」と目を細める。ローテの1本として、長いイニングを投げ、チームが勝つ可能性を高める投球を期待する。

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