【センバツ】運命の「近畿勢対決」…大阪桐蔭は春夏決勝9戦9勝、決勝勝率100% 

[ 2026年3月31日 05:00 ]

大阪桐蔭の甲子園大会決勝全成績
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 第98回選抜高校野球大会はきょう31日、大阪桐蔭と智弁学園(奈良)が決勝を戦う。両校とも兵庫県西宮市の練習場で最終調整。春夏通じて決勝9戦9勝の勝率100%を誇る大阪桐蔭か、今大会4戦4勝と勝率100%のエース左腕・杉本真滉投手(3年)を擁する智弁学園が頂点に立つのか――。運命の「近畿勢対決」に注目が集まる。

 目を閉じてフィナーレを想像すると、輪の中心に自分がいる。大阪桐蔭の2年生左腕・川本晴大は、優勝投手になる未来を信じて疑わない。「布団に入って最後の場面を考える。そのマウンドに自分がいるんです」。熊本工との1回戦で14奪三振完封と、華々しい聖地初登板を飾った。最後の打者も自身が締め、春のブレーク物語を完結させるつもりだ。

 同校は春夏通算9度の優勝経験がある。そのうち2年生の優勝投手は、のちのドラフト1位指名選手である17年春の根尾昂(現中日)と22年春の前田悠伍(現ソフトバンク)の2人しかいない。両投手とも決勝を含めて1大会2試合登板だった中、川本は決勝前で3試合登板。それだけ投手陣の中心的な役割を担っている。

 想像する優勝の瞬間は「直球での空振り三振」。同校が三振で優勝を決めたのは、12年夏の藤浪晋太郎(現DeNA)が光星学院(青森)戦で奪った一度しかない。先輩と同じ大型投手が「甲子園のスター」への一歩を踏み出そうとしている。

 「小さい頃から大阪桐蔭に憧れ、決勝で投げられるかもしれない。すごくいい経験ができているなと感じます」。過去の決勝は9戦9勝で勝率100%を誇る。史上2校目となる甲子園10度目の優勝の瞬間、マウンドでは新たな怪物が仁王立ちしているかもしれない。  (河合 洋介)

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