ドジャース首脳陣はWBC期間中の大谷翔平の投手調整を完全把握「映像で投球データや球の動きも確認」

[ 2026年3月20日 07:10 ]

<ドジャース・ジャイアンツ>昨秋WS第7戦以来、137日ぶりの実戦登板で4回1/3を無失点と好投した大谷(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が3年ぶりに投打二刀流で開幕に臨む。

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)はDH登録で打者に専念。2月26日から侍ジャパンに合流し、3月14日の準々決勝・ベネズエラ戦までの約3週間、メジャーの開幕を見据えて投手調整を進めた。

 ドジャースの首脳陣はこの期間中、大谷の投手調整をしっかり管理していた。大谷がドジャースのキャンプに合流した3月16日にマーク・プライアー投手コーチは「(3月12日の)マイアミでのライブBP(実戦形式の打撃練習)登板は映像をチェックして、投球データや球の動きも確認した。確か4イニングで59球を投げた。順調にきているし、全て上手くいっている」と説明した。イニング数と球数だけでなく投球データまで完全に把握していた。同コーチによると、「2週間前もライブBPで投げた」という。

 大谷は昨年11月1日のワールドシリーズ(WS)第7戦以来の実戦登板だった3月18日のジャイアンツとのオープン戦は最速99・9マイル(約160・7キロ)を計測し、4回1/3を無失点。開幕からの投打二刀流へ準備を進めた。

 デーブ・ロバーツ監督は今春実戦初登板での投球内容に「正直、少し驚いた」としながらも「彼に関しては過小評価したり、予測したりしてはいけない。彼は必ず結果を出す」と全幅の信頼を口にし、大谷自身も「ライブBPもちゃんとやっていたので、そういう意味ではその延長線上として今日は(実戦で投げるのは)初めてでしたけど、あんまり初めてだっていう感覚もなく投げられたので。自然な感じで入れたかなと思います」と手応えをつかんだ様子だった。

 今後は22~24日(同23~25日)に行われるエンゼルスとの開幕前最後のオープン戦3連戦の期間中の予定。登板間隔を踏まえると、開幕2カード目となる3月30日~4月1日(同31日~同2日)のガーディアンズ3連戦で初登板を迎えることが濃厚となっている。

 昨季は打者出場を続けながら、マイナー登板なしでメジャーで投手復帰する異例のリハビリプログラムをやり遂げた。今季もWBC期間中に異例の調整を進め、二刀流を一年間完遂する目標に向けて順調にスタートを切っている。(記者コラム・柳原 直之) 

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