引退試合の巨人・長野久義、鮮やか中前打に「捕手の進藤は高校の後輩なので、打たせてくれたと思います」

[ 2026年3月14日 22:27 ]

オープン戦   巨人1―8日本ハム ( 2026年3月14日    東京ドーム )

オープン戦<巨・日>試合後、グラウンドを1周する長野  (撮影・五島 佑一郎)  
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 オープン戦の巨人日本ハムが14日、昨季限りで引退した長野久義氏(41、編成本部参与)の引退試合として行われ、1日限定で“現役復帰”。代打で見事な中前打を放った。

 昨年7月21日の阪神戦以来、236日ぶりの東京ドームでの1軍戦で、1―8の8回2死、キャベッジの代打で登場。大歓声の中、日本ハムの剛腕・柳川の直球に食らいつき、6球目の149キロを見事に中前にはじき返した。

 「投手の柳川君も真っすぐどんどん投げてくれましたし。捕手の進藤は高校の後輩なので、打たせてくれたと思います。二塁に上川畑(選手)がいたんで、大学の後輩なんで捕るかなと思ったんですけど。良かったです、捕らなくて」と謙遜しながら、ユーモアをまじえて振り返った。登場した時からドーム内は異様な雰囲気だったが「びっくりするぐらい緊張はしていなかった。最初にスイングした時に、ちょっと手袋が破けてしまって。僕、それがすごい気になっちゃって、どうしようかと思いながらちょっと隠してやってました」と笑わせた。

 続く岸田の右前打では三塁へ激走。「本当に転ばないように走ってました。そしたらセカンドベースがめちゃくちゃデカくて。ベース大きくなってたんで、それを痛感しました」。9回には右翼守備に就き、常谷の飛球を難なく処理した。

 ドームには後輩の岡本(ブルージェイズ)をはじめ、村上(ホワイトソックス)、坂本(阪神)ら侍選手や、広島・新井監督、ヤクルト・池山監督ら多くの先輩、後輩から花が届いた。「本当にうれしい。たくさんのお花をいただいて、本当に感謝してます」と、笑顔で最後の晴れ舞台を締めくくった。

 ◇長野 久義(ちょうの・ひさよし)1984年(昭59)12月6日生まれ、佐賀県出身の41歳。筑陽学園(福岡)から日大入り。06年大学・社会人ドラフトで日本ハムの4位指名を拒否しHonda入社。08年ドラフトでもロッテの2位指名を拒否し、翌年1位で巨人入り。10年に新人王、11年に首位打者、12年に最多安打、11~13年ベストナイン、ゴールデングラブ賞獲得。18年オフにFA人的補償で広島移籍。22年オフに無償トレードで巨人に復帰した。通算1651試合1512安打163本塁打623打点99盗塁、打率.280。1メートル80、85キロ、右投げ右打ち。

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