チェコ、7回まで互角投手戦も終盤力尽き4連敗 脱帽で一礼…“紳士”貫き大会去る サトリア魂の零封

[ 2026年3月10日 21:45 ]

第6回WBC1次ラウンドC組   チェコ0ー9日本 ( 2026年3月10日    東京D )

WBC1次R<日本・チェコ>5回、降板し拍手を送られるサトリア(左端)。スタンドも総立ちで拍手を送った(撮影・光山 貴大)
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 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドC組で、敗退が決まっているチェコは最終戦で日本に0―9で敗れ、4連敗で大会を終えた。今大会限りで代表引退を予定しているオンジェイ・サトリア投手(29)が5回途中6安打無失点と好投。7回まで0-0と日本と互角の投手戦を演じたが、8回に守備の乱れをきっかけに大量失点した。

 サトリアは2023年の前回大会で大谷翔平を無安打に抑えたチェンジアップを主体に120キロ台の直球を織り交ぜて日本の強力打線を翻弄。走者を出しながらも無失点でしのぎ、初回は2死三塁から好調の4番・吉田をチェンジアップで右飛に仕留めた。

 4回は1死二、三塁のピンチを招くも後続を断ち、球数制限の65球まであと8球に迫った5回も続投。67球目のカーブで森下を左邪飛に仕留めて2死としたところで降板した。29歳をチェコベンチは総立ちで出迎え、観客もスタンディングオベーションで称えた。

 2番手のコバラも7回まで要所を抑えて無失点に封じたが、8回1死一塁から右翼手の悪送球で先制を許すと、2死一、二塁から周東に右中間への3ランを浴びて力尽きた。救援陣も日本の勢いを止められず、村上の満塁弾など5安打を集中されて一挙9点を奪われた。

 打線は日本の4投手のリレーの前にわずか2安打。5回以降は走者を出すことができなかった。

 試合後はグラウンドに整列し、東京ドームの観客へ帽子を取って一礼。最後まで紳士的な振る舞いを貫いたパベル・ハジム監督や選手たちへ、満員の観客は惜しみない拍手を送った。

 チェコは初出場した2023年の前回大会の1次ラウンド初戦で中国を破って大会初勝利。日本戦ではサトリアがチェンジアップで大谷から空振り三振を奪って注目を浴びた。日本代表のロッカーを訪れてユニホームを交換するなど交流も話題となった。

 今大会はC組最下位で終えたため、次回大会は予選を勝ち抜く必要がある。

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