広島・佐々木泰 1軍完走宣言「全部出るという強い気持ちで来ている」24年ドラ1が三塁奪取アピール

[ 2026年2月1日 05:05 ]

日南入りした佐々木 (撮影・平嶋 理子)
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 広島の1軍キャンプに参加する39選手が31日、宮崎・日南に入った。2年目で初めて1軍スタートとなる佐々木泰内野手(23)は「今年は1軍で全部出るという強い気持ちで来ている」と早くも1軍完走を宣言した。昨春のキャンプは青学大時代に痛めた左肩を考慮されて2軍で鍛えたスラッガー。横一線の競争から三塁の定位置奪取を目指す。きょう1日に12球団が沖縄、宮崎両県で一斉にキャンプインする。

 佐々木は初の1軍キャンプを前に、気合十分だった。その意気込みと覚悟を言葉に込めた。

 「去年とはまた違った気持ちの高ぶりがある。今年は1軍で全部出るという強い気持ちで来ているので、いいスタートが切れたらと思っている」

 1年目の春季キャンプは、左肩脱臼の影響で2軍スタート。1軍に昇格したのは3月に入ってからのオープン戦だったが、左太もも裏肉離れで開幕も2軍で迎えた。今季は1軍完走を目指し、万全な状態でキャンプインを迎える。

 「1年経験して、いろいろ悔しい部分もたくさんあった。それを今年にぶつけるという気持ちでずっとやってきたので、楽しみというのが一番大きい」

 オフは新井監督からの助言もあり、可動域を広げながらのウエートトレーニングに注力した。筋肉量も増加し、肉体強化に成功。あとは成果を野球につなげるだけだ。昨季は187打席で0本塁打。2年目は長打力アップに期待がかかるが、佐々木が一番こだわるのは打点だった。

 「長打とかもそうですけど、勝利打点というか、一番大事なところで打ちたいというのがある。そうするとおのずと打順も上がってくると思うので、打点にこだわってやっていきたい」

 昨季は全6打点で、打点を挙げた4試合はいずれもチームが敗戦。その悔しさが残るだけに、まずは打点を挙げて勝利に貢献することだけを考える。三塁のレギュラー奪取へ、きょう1日から横一線の競争が始まる。第2クールの10日には今春初実戦の紅白戦も予定されているが、持ち前の打力でアピールするつもりだ。

 「佐々木が(チームを)引っ張るというイメージを持ってもらえるように、存在感を出したい。(ミーティングで)勝ちにこだわってやっていくと、首脳陣からの言葉もあった。勝つために自分が必要だとプレーで示していきたい」

 新井監督がレギュラーと位置づけるのは小園とファビアンのみ。ひと冬越して成長した姿を示す時が来た。 (長谷川 凡記)

 ◇佐々木 泰(ささき・たい)2002年(平14)12月24日生まれ、岐阜県出身の23歳。県岐阜商では3年夏の甲子園交流試合に出場し大会1号本塁打。青学大では1年春からリーグ戦に出場し、3年夏に日米大学野球で侍ジャパン選出。主将の4年春は全日本大学選手権でMVP。24年ドラフト1位で広島入り。25年は出場54試合で打率・271、6打点で本塁打なし。1メートル78、84キロ。右投げ右打ち。

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