阪神・藤川監督 監督会議で「相手チームとのおしゃべり禁止」を確認 「格好悪いというのが僕の印象」

[ 2026年1月21日 05:15 ]

12球団監督会議で写真に納まる阪神・藤川球児監督(左)とソフトバンク・小久保裕紀監督
Photo By 代表撮影

 プロ野球12球団監督会議が20日、東京都内で開かれ、「相手チームとのおしゃべり禁止」を確認した。阪神・藤川監督は、ソフトバンク小久保監督から提案があったと説明し、その意見に賛同した。

 「監督1年目から非常に気になっていて、他球団の監督さんも見て良いものではないなと感じているようだった。作戦面をこちらがグリップしている(握っている)。グラウンドで選手同士、コーチ同士の会話が活発になると良くないと、12球団の監督で統一したところではありますね」

 公認野球規則では「試合前、試合中を問わず相手チームのプレーヤーと親睦的態度をとること」を禁じている。しかし、このルールが形骸化していると、就任初年度の昨年から感じていたという。試合前練習の合間などに、顔なじみの敵味方が親しげに話す光景は今や珍しくない。特に、年間の対戦数が少ない交流戦では、その頻度が増す。あいさつは許容範囲としても、今から戦おうとする両者がグラウンドで話すのは「格好悪いというのが僕の印象」とバッサリ斬った。

 昨季は自軍に対し「何度も注意喚起をした」と対策に乗り出したものの、効果は限定的だった。「相手のこともありますから。向こうから先輩が来たら“話ができないです”と言えないところもあるしね」。塁上でのコミュニケーションも日常茶飯事。ファームでも“おしゃべり”が横行しているとして「非常に危惧するところ」と警鐘を鳴らした。

 会議の中では、榊原定征コミッショナー、セ・リーグの杵渕和秀統括からも「ファンから見ても良くない」という意見が出たという。ユニホームを着れば敵味方の線引きをする。プロとしての節度が今季のプロ野球で順守される。 (倉世古 洋平)

《CS方式の改革は「どっちでもいい」》
 CS方式が変更される方向について、藤川監督は「どっちでもいいです。ゲームがあれば全力で立ち向かうだけ」と意に介さなかった。日付上ではプロ野球史上最速の9月7日にリーグ制覇を遂げた昨季、2位以下に13ゲーム以上の差をつけたことでアドバンテージの見直しが進められているが、当事者は冷静だった。また、幅が拡大された「統一ベース」への対策については「投手のベースカバーも関係する。2月のキャンプでやらなければいけない」と語った。

 一方で、試合時間短縮を目的とした「投手交代時は監督がマウンドへ行くこと」が昨季、推奨されたが、これについては実施が難しいという姿勢を示した。今季まではDH制がないセ・リーグでは、投手と野手の同時交代など複雑な起用が起こるため「(マウンドに足を運ぶと)次の一手が打てない」とした。

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