若月健矢 “いま最もボールを後ろに逸らさない男”が明かした3つの極意と10年前の悪夢

[ 2026年1月16日 16:30 ]

オリックス・若月健矢
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 オリックスの若月健矢捕手(30)が11日放送のテレビ朝日「GET SPORTS」(日曜深夜1・55)にVTR出演。いまや12球団No.1と言われるまでになったキャッチング、ブロッキングの極意と、ターニングポイントとなった試合を明かした。

 メインナビゲーターを務めるお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」南原清隆(60)からの“指名”を受けて1対1のインタビューが昨年12月に実現。まずは昨季2度目の受賞となったゴールデングラブ賞について祝福されると「うれしいはうれしいんですけど、もっと出来たんじゃないかなっていう不甲斐なさはちょっとありましたね」と語った。

 昨季は捕手として118試合(全部で121試合)に出場。捕逸は2つと100試合以上に出場した12球団の捕手で一番少なかった。だが、盗塁阻止率は2024年の.474から2025年は.219に低下。自身の捕手タイプについて「どっちかというと守備型だと思う」という若月は「捕ることに関しては満足しています」としたものの、盗塁阻止率について悔いが残っているという。

 「捕手ですので、まずは捕ることというか、捕ることがしっかり出来なければランナーが三塁にいたりしたら変化球を要求しづらくなってしまいますから、捕るっていう技術は磨いていくべきだなと思います」と“いま最もボールを後ろに逸らさない男”は話す。

 そのキャッチング、ブロッキングの極意は(1)常にボールの正面に入る(2)体の隙間をなくす(3)捕らずに当てる――の3点。「股関節は結構やわらかいほう」と自認するが、この3つの極意の裏にはプロ3年目で味わった忘れられない苦い経験がある。

 それは2016年4月23日のロッテ戦(QVCマリン)、3―3の同点で迎えた9回裏1死三塁というピンチの場面。マウンドには当時NPB通算99セーブだった12学年も先輩の平野佳寿投手がいた。当時まだ20歳だった若月はフォークボールを要求。だが、ワンバウンドしたボールを大きくはじいてしまい、痛恨のサヨナラ負けとなった。

 「次の日ぐらいに僕若かったので2軍に行きまして。もう一回鍛え直したというか。それがあったのでブロッキングに関してはキャッチャーとして当たり前というか、やらなければいけないことだと思いましたね。そこからブロッキングに関しては、あそこでまた同じ球を要求しないとダメだなって思いまして」

 2026年は「攻守にわたって活躍したいなと思いましたね、改めて」と心に固く決めている。

 昨年11月には侍ジャパンメンバーに招集され、韓国との強化試合でマスクをかぶった。

 「久々に選んでいただいたんですけど、楽しかったですし、重圧のなかでやるっていう緊張感も久々だったので。またこういうところでプレーしたいなっていうのは思いましたね」と侍ジャパン入りについての思いを語っていた若月。

 16日には、3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のメンバー入りが発表された。若月にとっては初のWBC。連覇が懸かる大舞台でも、球界屈指のブロッキング技術で日本のホームを守る。

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