大谷翔平 2点追う7回は先頭で四球も後続凡退 第1、3打席は安打 投は3回途中3失点KOも打で奮起

[ 2025年11月2日 11:28 ]

ワールドシリーズ第7戦   ドジャース―ブルージェイズ ( 2025年11月1日    トロント )

ワールドシリーズ<ブルージェイズ・ドジャース(7)>5回、ドジャース・大谷は安打を放ち雄叫びを上げる(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が1日(日本時間2日)、3勝3敗で迎えた敵地でのブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第7戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。第1、3打席はいずれも安打を放った。第4打席は四球で出塁した。先発投手としては2回1/3を5安打3失点でKOされたが、バットでの巻き返しに期待がかかる。

 試合前に行っていたブルペン投球中の球場でのスタメン発表では、打者と投手の2回、大谷がコールされると大ブーイングとなった。敵地の洗礼を浴びる中、サイ・ヤング賞3度の実績を誇る右腕シャーザーとの対戦。カウント1―2から低めのチェンジアップをバットの先ですくい、中前に運んだ。その後、スミスの一ゴロで二進、フリーマンの中飛で三塁へタッチアップとダイヤモンドを駆け回ったが、4番ベッツが遊ゴロに倒れて先制点を奪うことはできなかった。

 投手としては悔しい結果に終わったが、バットで取り返した。2点を追う5回1死一塁では、大谷を打席に迎えたところで交代した2番手右腕バーランドとの対戦。2球であっさり追い込まれたが、3球目の内角ナックルカーブを引っ張り込んで一、二塁間を破った。大谷が好機を拡大させたが、スミス、フリーマンが倒れて無得点に終わった。

 ドジャースは6回にエドマンの犠飛で1点差に迫ったが、その裏に3番手右腕グラスノーがヒメネスに適時打を許して再び2点ビハインドとなった。大谷の7回先頭の第4打席は右腕イエサベージとの対戦で四球。しかし、スミスが中飛、フリーマンが一ゴロ併殺打に倒れて追い上げることはできなかった。

 この日の試合前、デーブ・ロバーツ監は「昨夜彼と話して、先発でいくと彼自身が言った」と大谷が自ら先発登板を志願したと明かした。救援登板なら降板後の出場に制限が出てくるだけに「先発なら、できるだけ長く引っ張れる。リリーフだと使い方が限られるから、理にかなっている。どれくらい投げられるかは分からないけど、調子がいいなら続投させる」と説明した。

 チームは第4、5戦に連敗して王手をかけられたが、前日の第6戦は山本由伸が6回1失点と好投。大谷は1安打1得点、8回から登板した佐々木朗希はグラスノーの救援こそ仰いだものの1回0/3を無失点で勝利に貢献した。2007年のレッドソックス―ロッキーズWS第3戦でレッドソックスの松坂大輔、岡島秀樹、ロッキーズの松井稼頭央の3選手が同時出場した例はあったが、同一チームの日本選手3人が同時出場するのはWS史上初となった。

 WS連覇となれば球団史上初、MLB全体でも3連覇した2000年のヤンキース以来25年ぶり。大一番で大谷の活躍が期待される。

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