ド軍指揮官 好投続くシーハンは「現実的なオプション」復帰目指す佐々木朗希とのチーム内競争に注目

[ 2025年9月10日 15:16 ]

ナ・リーグ   ドジャース7―2ロッキーズ ( 2025年9月9日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ロッキーズ>7回を投げ終えナインとハイタッチするドジャース・シーハン(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャースのエメ・シーハン投手(25)が9日(日本時間10日)、本拠でのロッキーズ戦に先発。7回3安打1失点9奪三振の好投で6勝目。チームは5連敗後に3連勝と立て直し、敗れたナ・リーグ西地区パドレスとのゲーム差を2に広げた。

 5回まではロッキーズ打線を走者一人も出さない完全投球。6回、先頭・キャロスに左前打を浴び初安打を許すと、この回3安打を浴びて1点を失ったが、最少失点で切り抜けた。

 試合後、シーハンは「スライダーの感覚は凄く良かった」と振り返り「投げれば投げるほど、狙ったスポットに投げやすくなると思う。自分にとってはすごく大事な球種だ。普段は速球が多いタイプだから、それを外すためにスライダーを使うのはとても重要だと思っている」とスライダーの手応えを口にした。

 チームは6日のオリオールズ戦で9回2死までノーヒットノーランした山本由伸を筆頭にカーショー、グラスノーと先発陣が好投を続けているが「いや、特にそういう意識はなかった」としながらも「でもみんながやっていることは本当にすごい。ヨシ(山本)の登板、グラス(グラスノー)の登板、カーショーの登板、みんな本当に素晴らしい」と先輩たちの投球を称えた。

 自身も5回までノーヒットと“快挙”が頭をよぎったのではという質問にも「いや、あまり考えてはいなかった。知ってはいたけど、絶対に考えないようにしていた」と意識しなかったことが好投につながったと振り返った。

 デーブ・ロバーツ監督はシーハンの快投について「エッジがあったと思うし、自信も見えた。本当に質の高いストライクを投げていた。ウィル(スミス)と彼が今夜は息ぴったりであったと思うし、7回を投げ切ってくれたのは素晴らしかった。また、ブルペンの何人かをリセットできて、これまで出番のなかった投手を使えたし、アレックス(ベシア)も戦列に戻すことができた。全体的に投手陣にとって非常に良い夜であった」と振り返った。

 シーハンを今後ポストシーズンなどでどう起用するかを問われると「彼は間違いなくオプションである。どんな役割かはわからないが、大事な試合を戦うとき、若い選手が感情をどう扱うかが重要である。エメット(シーハン)は“動じない”。それは大きな称賛の言葉であり、事実、彼は動じない。自分が才能あることを知り、投球を遂行できると知っている。大舞台でも全く問題ない。役割についてはまだ言えないが、今後の我々にとって現実的なオプションである」と具体的な役割についての言及は避けたが、大事な場面で起用する考えを示した。

 右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りしている佐々木朗希は、この日5度目のマイナー登板で実戦復帰後、初めて100マイル(約160・9キロ)を計測も5回に突如崩れ、3失点で降板した。先発陣は大谷、山本、スネル、グラスノー、カーショーに加え、シーハンが好投を続けてアピール中。今後のシーハンの起用法は佐々木がメジャー復帰する際の起用法にもかかわってくるだけに、ポストシーズンを見据えた残り試合の投手陣のチーム内争いにも注目が集まる。

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