ドジャース・大谷 爆速二塁打で“珍”勝利呼んだ 史上初!直近3戦中2戦で9回途中まで無安打投球

[ 2025年9月10日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース3―1ロッキーズ ( 2025年9月8日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ロッキーズ>7回、ベッツの適時打で二塁から生還するドジャース・大谷(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)は8日(日本時間9日)、ロッキーズ戦で同点の7回に打球速度114・3マイル(約184キロ)の爆速二塁打を放ち、ムーキー・ベッツ内野手(32)の決勝2点打を呼んだ。投手陣も9回の先頭打者に二塁打を許すまで“継投ノーヒッター”の快投劇。直近3試合中、2試合が9回途中まで無安打投球を続けた史上初の珍しい勝利となった。

 その一打は疾風のごとく、すさまじい勢いで右翼芝生で弾んだ。同点の7回2死一塁。大谷は右腕チビイのチェンジアップを豪快に引っ張った。打球速度はこの日の大リーグ全体で最速の114・3マイル(約184キロ)。悠々と達した二塁上では涼しい表情を浮かべた。

 二、三塁に好機を広げ、続くベッツが中前に運び、二塁走者の大谷も一気に生還した。6回には自己最多97個目の四球も選んだ。デーブ・ロバーツ監督は「先発がゼロを積み重ねれば、打線が試合をこじ開ける。今夜はムーキーの一打が大きかった」と称えた。

 指揮官が「我々は先発投手が軸」と語ったように、この日は右腕グラスノーが躍動した。2回に四球と犠飛で失点するも7回まで無安打投球で、11奪三振。9回に3番手スコットが先頭に二塁打され“継投ノーヒッター”は逃すも、後続を断った。6日のオリオールズ戦では山本が9回2死まで無安打投球。直近3試合中、2試合が9回途中まで無安打投球は、メジャー史上初めての珍事だった。

 異例の練習も生きた。大谷は珍しく二塁でスタートを切る走塁練習を繰り返した。「翔平はブルペンや他のルーティンがあり、やることが多いが、必ず一度はグラウンドで他の選手と同じように走ってほしいと伝えた」とクリス・ウッドワード一塁コーチ。走塁ミスが続いた野手全体に課されたノルマをこなし、万全の準備が生んだ勝利でもあった。

 2位のパドレスが3連勝で、ゲーム差は1のまま。ワールドシリーズ連覇へ、2年連続で「ヒリヒリする9月」を迎えている。(柳原 直之)

 ≪次回登板は未定≫大谷の次回登板について、ロバーツ監督は明言を避けた。12日(日本時間13日)から始まるジャイアンツ3連戦での登板の可能性を問われ「そうだと思うが、その後かもしれない。次回登板日は決まっていない」とした。3日のパイレーツ戦の先発を体調不良のため回避し、5日のオリオールズ戦で背中の張りを訴えたグラスノーに代わって登板していた。ジ軍戦後は15日(同16日)からフィリーズ3連戦で、大谷と1本差のリーグトップ49本塁打のシュワバーとの直接対決となる。

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