【週末MLB】地区優勝を争う両軍が最後の直接対決 大谷翔平が笑って吹き出すこともあった変則左腕も先発予定

[ 2025年8月22日 12:00 ]

プライムビデオのSPOTVで配信予定の8/23カブス-エンゼルス戦と8/24ドジャース-パドレス戦
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 8月24日(日)パドレス―ドジャース戦(午前9時40分開始・サンディエゴ)は、今季もナ・リーグ西地区で優勝を争う両軍の最後の直接対決3連戦の2戦目となる。

 1週間前の現地15~17日のロサンゼルスで行われたばかりの3連戦では、ドジャースが3連勝のスイープを飾った。直前の13日にエンゼルスに3連戦全敗を喫し、4月27日以来108日ぶりに地区首位から陥落して迎えた首位攻防戦。クレイトン・カーショー、ブレーク・スネル、タイラー・グラスノーの3先発投手が踏ん張り、投手を中心とした守りの野球でパドレスの勢いを封じた。3連勝で地区首位をすぐさま奪い返し、2ゲーム差をつけた。

 ただ、8月はここまで9勝9敗にとどまるチームは、宿敵相手の3連勝でも勢いには乗れていない。続く地区最下位ロッキーズ4連戦では、現地20日まで1勝2敗と負けが先行。37勝90敗の借金53で、メジャー30球団最低勝率・291に沈む相手に、手痛い足踏みを強いられた。ロッキーズ相手にはこれまで6戦全勝だっただけに、一つも落としたくないというのが正直なところだっただろう。

 両軍の先発投手は公表されていないが、ローテーション通りならドジャースはグラスノーが中5日で先発する見込み。対するパドレスはネストル・コルテス投手の先発が有力だ。

 グラスノーは右肩の違和感を訴えて4月下旬に戦列を離れた。今季は肩への負担を減らす新投球フォームで臨んだが、逆に負担が増してしまい、現在は旧フォームと新フォームの中間を見つけたという。7月9日に戦列復帰し、そこから7試合に先発。未だ復帰勝利は付かず、今季は1勝にとどまるが、前回17日のパドレス戦は5回6安打2失点としっかりと試合をつくった。

 相手のコルテスはキューバ出身の変則左腕だ。2022年にはヤンキースで12勝4敗、防御率2・44という好成績を残した。極端に速いクイックや、スリークォーターや時には横手から投げるなど、さまざまな手を駆使して打者のタイミングを外してくる異色の投手。過去には対戦中に打席の大谷翔平が笑って吹き出してしまうこともあった。今季は7月末のトレード期限にブルワーズからパドレスに加入。移籍後は3試合に先発して0勝1敗、防御率4・20で、こちらも今季は1勝にとどまっている。

 右の剛腕と左の軟投派という正反対のタイプの先発投手のマッチアップ。両軍の意地がぶつかり合うレギュラーシーズン最後のシリーズで、勝敗の鍵となる両投手の投げ合いにも注目だ。

 8月23日(土)エンゼルス―カブス戦(午前10時38分開始・アナハイム)は、カブスにとってナ・リーグ中地区首位のブルワーズに追いつくための大事なシリーズ初戦だ。現地20日まで、そのブルワーズとの5連戦に3勝1敗と勝ち越しを決めた。それでもまだ6ゲーム差があり、直接対決でつけた勢いを持続する必要がある。

 19日にダブルヘッダーに連勝し1日で2勝。20日も1点差で制した。ダブルヘッダーではフル出場しながら安打がなかった鈴木誠也外野手は、20日は三塁線を破る安打を放ち、今季4個目の盗塁にも成功と存在感を示した。相手先発は鮮烈なデビューを飾り球宴にも出場したジェーコブ・ミジオロウスキーだったが、4回で3点を奪ってKOし、メジャー2敗目をつけた。競り合いを制したクレイグ・カウンセル監督は「わずかな差で勝つのが野球の試合だ」と振り返った。これで今季7勝5敗とし、ブルワーズ相手のレギュラーシーズン勝ち越しを決めた。

 引き分けがないメジャーのレギュラーシーズンでは、勝率が並んだ場合には直接対決の勝敗で順位が決まる。ブルワーズとの6ゲーム差を追いつき、同率でシーズンを終えれば、カブスが地区優勝を飾ることになる。

 相手のエンゼルスは61勝66敗でア・リーグ西地区4位に沈んでおり、11シーズン連続でポストシーズン進出を逃すのが濃厚な情勢だ。一つも落としたくないシリーズの初戦、カブスは勝ってさらに勢いづきたい。

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