DeNA・東 セ単独トップ12勝 高校球児なみに投げた!打った!走った! 県岐阜商VS横浜から刺激

[ 2025年8月21日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA7-4広島 ( 2025年8月20日    横浜 )

<D・広>DeNA先発の東(撮影・松永 柊斗)
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 あの大激戦を目にしたら、DeNA先発・東も燃えないわけにはいかない。打って、走って――。日中は気温37度まで上昇した酷暑の横浜スタジアムで左腕が躍動した。

 「投手が打つことで球場の雰囲気や流れが変わる。試合の結果から見ても、あの2点は凄く大きかったかな」

 2―0の2回1死一、三塁。東は犠打も想定し、愛用の魚雷ではなくバント用バットを手に打席に入った。一塁走者の京田が二盗を決め、二、三塁となった3球目。大瀬良のカットボールを左越えに運んだ。23年9月14日の中日戦以来、2年ぶりの長打となる2点適時二塁打。さらに林の右邪飛でタッチアップして三塁へと激走。佐野の右前打でこの回5点目のホームを踏んだ。

 「一野手として、なんとしても1点を取りにいく姿勢は常々持っている」。試合前の時点で今季の得点圏打率は・429。打撃が大好きな東の高校球児のようなプレーは、前日の甲子園の大激戦からも刺激を受けてのものだった。ロッカーで他の選手らと横浜―県岐阜商の準々決勝をテレビ観戦。大物OBである筒香を中心とした横浜応援団に対し、愛知県出身の東は「東海地区頑張れ!」と県岐阜商に声援を送り、大いに盛り上がったという。自身は愛工大名電で春夏3度、甲子園に出場。「高校野球は見ていて凄く楽しい」。あの暑かった夏を思い出し、打って走ってと大ハッスルした。

 ただ「打席で駆け回りすぎたかな…。呼吸のリズムや体のバランスを整えられず、ずるずるいってしまった」。投げては続く3回から3イニング連続で失点。5回92球を投げ8安打3失点で降板した。リーグ単独トップの12勝目にも「心から喜べない」と笑顔はなかったが、エースは「チームがしっかり勝ったのが大きい」と力を込めた。(鈴木 勝巳)

 ▼DeNA・三浦監督(東は)今日は良くなかったと思う。悪いなりによく踏ん張った。(適時打は)東はバッティングがいい。先発投手の中でもしっかりコンタクトできる選手。しっかり打ち返した。

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