ソフトバンク上沢直之 雄叫び9勝目 移籍最多12Kで2桁王手「僕もここからが大事」

[ 2025年8月21日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5-4西武 ( 2025年8月20日    みずほペイペイ )

<ソ・西22>笑顔でヒーローインタビューを受ける上沢(撮影・岡田 丈靖)
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 2―2の7回1死満塁。最大のピンチだったが、ソフトバンク・上沢は炭谷を148キロ、代打・村田を149キロといずれも直球で三振に斬ると感情をむき出しにし、叫んだ。

 「僕もここからが大事で、1戦も落としたくなかったので。調子は今シーズンの中で一番良かったと思う」

 7回2失点。勝ち越し点を許さなかった裏の攻撃で味方打線が勝ち越し。8月を3連勝として、2桁に王手の9勝目を手にした。

 直球がキレキレだった。初回3者連続三振で最速151キロをマーク。4回2死に渡部聖に中前打されるまで無安打無失点投球だ。同2死一塁でネビンに逆転2ランを浴びたが、失点はこの回のみ。移籍後では最多となる毎回12三振を奪った。

 練習中の何気ない気づきが、投球を一変させた。「(登板)2日前にメディシンボールを投げていたときに右足の使い方を変えようと思った」。なるべく捕手の方向に向けず、沈み込ませてためを作ったところ直球がさらに生きた。「何がはまるか分からない。感覚は大事」と笑った。

 西武戦は今季4戦4勝。21年以来4年ぶり10勝に王手だ。4人目の2桁勝利投手が誕生すれば、球団では05年(杉内、斉藤、和田、新垣)以来20年ぶり。伝説の“4本柱”の再現へ上沢は「2桁は最低限クリアしたい」と次戦を見据え、さわやかに誓いを立てた。
 (井上 満夫)

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