西武ドラ2渡部聖 ファンから公募の愛称「獅子の若大将」に決定 同じ背番号8、原氏の代名詞で再スタート

[ 2025年6月27日 05:30 ]

自身の若大将ポスターをPRする渡部聖
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 プロ野球は27日からリーグ戦が再開。4位の西武はドラフト2位・渡部聖弥外野手(22)が、27日の首位・日本ハム戦(ベルーナドーム)で左足首捻挫から35日ぶりに復帰する。球団はこの日、ファンに公募していたキャッチフレーズが「獅子の若大将」に決まったと発表。球界の元祖「若大将」で、巨人前監督の原辰徳氏(66)と同じ背番号「8」のルーキーが、令和の若大将としてチームを上位浮上に導く。

 弾丸ライナーが左翼席に弾んだ。1カ月ぶりの1軍合流。渡部聖はベルーナドームでのフリー打撃で、柵越えなど快音を連発し「状態は100%。本当に楽しみ。離脱してチームに迷惑をかけてしまった。みんなの疲れがたまってくる時に自分がチームに貢献したい」と力強く宣言した。

 5月23日のロッテ戦で走塁の際に左足首を捻挫。同31日に出場選手登録を抹消されたが、回復が遅れていた。6月21日のイースタン・リーグのロッテ戦でようやく実戦復帰。それでも「離脱期間でしっかり振り込んでパワーもついたし、レベルアップできた」と万全な上に進化して戻ってきたと強調した。

 1年目ながら開幕から主に3番を務め、打率・331、4本塁打、17打点をマーク。昨年の最下位から上位争いを展開するチームの力になっていた。球宴ファン投票ではパ・リーグ外野手部門3位と、実力もファンに浸透。そのファンから新たな愛称をプレゼントされた。球団はこの日、SNSなどで募集し1500件以上の応募から選んだ渡部聖のキャッチフレーズが「獅子の若大将」に決定したと発表。28日からは応援タオルなどの「若大将」グッズも発売される。

 「若大将」といえば同じ背番号「8」だった巨人前監督の原辰徳氏の代名詞。81年にはセ・リーグ新人王にも輝いた“先輩”と同じ称号に「ルーキーだけど信頼してもらえるように結果を出したい」と気持ちを新たにした。

 リーグ再開となる27日からは、3・5ゲーム差で追う首位・日本ハム3連戦。今季は3勝5敗と負け越しているが、渡部聖は7試合で26打数10安打の打率・385と好相性。「日本ハムを倒さないと上にいけない。3連勝して勢いづけていけたら」。強力投手陣を援護する打線のキーマンとして、全力を尽くす。(福井 亮太)

 【主な若大将】

 ☆原辰徳(元巨人監督) 東海大から80年ドラフト1位で入団。東海大相模時代からアイドル的な人気を誇り、プロ入り後は巨人の将来的スターの期待も込めてニックネームとなった。

 ☆岡本和真(巨人) 智弁学園から14年ドラフト1位で入団。開幕4番を務めたプロ5年目の19年は「ビッグベビー」と呼んだ原監督から、翌20年に「2代目若大将」に任命された。

 ☆ジャンボ鶴田(プロレスラー) ジャイアント馬場に憧れ全日本プロレスに入団。70年代の若手時代は「若大将」と呼ばれた。得意技はバックドロップ、ジャンピングニーパッド。

 ☆加山雄三(俳優・歌手) 20代で出演した映画「若大将シリーズ」で人気を博し、そのまま愛称に定着。「君といつまでも」などヒット曲も多数。

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