巨人「サンデーマー君」だ!開幕3戦目新天地デビュー 2回零封&ヤクルト村上斬りで阿部監督明言

[ 2025年3月3日 05:30 ]

オープン戦   巨人1―4ヤクルト ( 2025年3月2日    東京D )

<巨・ヤ>初回、村上を打ち取る田中将(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 日曜日は任せろ!巨人田中将大投手(36)が2日、ヤクルトとのオープン戦に先発し、2回を2安打無失点に抑えた。初回に相手の主砲・村上宗隆内野手(25)を直球で左飛に打ち取るなど、キャンプ期間に取り組んだ新フォームで球威も上々。阿部慎之助監督(45)は日米通算197勝右腕の開幕ローテーション入りを明言し、開幕第3戦である30日の同戦(東京ドーム)で新天地デビューすることが内定した。

 巨人のユニホームを着て初めて立つ東京ドームのマウンドで、相手の4番と真っ向勝負を演じた。初回2死二塁。カウント1―1から田中将が村上に投じたのは外寄り高めの直球だ。球速は143キロも捕手・甲斐の要求通りに高めに投じ、結果は左飛。「真っすぐに関しては、全て、少し打者を押し込めていたかな」と振り返った。

 22球を投じ、2回を2安打無失点。最大の収穫は最速145キロをマークした直球だ。初回の村上との対戦前、長岡、サンタナも直球で攻め、ともに力のない飛球。「まだまだここから」としながらも「結果、無失点で抑えられてよかった」と納得の表情を浮かべた。

 結果で証明した。久保巡回投手コーチと進める「縦振り」の投球フォームは球にしっかりと力を伝えられ、リリースポイントが打者に近くなることで球速以上の勢いを相手に感じさせる。楽天だった昨季に0勝に終わった横振りのフォームからの改造が、完成の域に近づきつつある。降板後はブルペンで24球を投じ、体に染みこませた。

 新天地での再出発。オープン戦ながら日曜日で詰めかけた3万7895人のファンから拍手で迎えられ「ファンの方がスタンドを埋め尽くしてくださっていて、声援の力というのは非常に大きいものだと改めて感じた」と感謝する。小学生時代からの盟友である坂本も「6番・三塁」で先発出場。幼なじみが後ろを守り「変な感じがしました」と笑った。

 前回2月24日のロッテ戦は1回無安打無失点。再び好投し、結果で先発枠をつかんだ。阿部監督は「抑えるすべは知っている。(開幕ローテーションに)入れている」と明かし「このまま日曜日に登板していくのか?」との問いに「そうだね。予定はね」と明言。東京ドームで同じヤクルトと争う開幕カードの第3戦、30日の日曜日の先発が内定した。

 次回登板は再び日曜日の9日・阪神戦(甲子園)で3回程度を予定。その後も中6日なら16日はカブスとのプレシーズンゲームが控える。「シーズンで抑えなければ意味がない。感覚的なところを埋めないといけない」と田中将。日曜日の大歓声を力に変え、「サンデーマー君」としてリーグ連覇に貢献する。(小野寺 大)

 ▼ヤクルト・村上(22年3月のオープン戦以来の田中将との対戦で、初回2死二塁で左飛)真っすぐです。差された?高めだったんで、はい。シーズンで戦う投手。しっかり研究していけたら。

 ▼ヤクルト・嶋ヘッドコーチ(楽天時代にバッテリー)元気そうですし、いい顔をして野球をやっている。でも敵なので、そこはしっかり攻略できるように頑張る。

続きを表示

「巨人」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年3月3日のニュース