「お金よりも大切な夢」“韓国最強守護神”は米球界で苦戦も今季中のKBO復帰意思なし 母国報道

[ 2026年5月6日 17:04 ]

コ・ウソク(AP)
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 MLBデトロイト・タイガース傘下マイナーの韓国人右腕、高祐錫(コ・ウソク)投手(27)が米球界で挑戦を続ける意思を明かしたと6日、韓国メディアが報じた。

 韓国メディア「スポーツ朝鮮」によると、コ・ウソクの古巣であるKBO、LGツインズのヨン・ギョンヨプ監督が前日5日に今季中のLG復帰意思がコ・ウソク本人にないと明かしたという。

 LGツインズは抑え投手のユ・ヨンチャンが肘の手術を受けるため守護神が不在となった。そこでチャ・ミョンソクGMが米国に出向き、コ・ウソクと対面。復帰に向けて対話を重ねたが、本人が米球界挑戦の意志を貫き、復帰は実現しなかった。LGは米国で苦戦を強いられているコ・ウソクに対し、昨年から接触を続けていた。

 今回、GMが現地まで飛んで復帰に向けて説得したことについて、同メディアは「巨額の条件や復帰への大義名分をすべて提示した可能性は高い。抑え投手としての最高待遇や、優勝のためにどうしても必要であること、そして決して恥ずかしい復帰ではないということを強調したはずだ」と指摘。それでもコ・ウソクがメジャーリーグの舞台に立ちたいという強い意志を貫いたことに「お金よりも大切な夢。彼の心が100%本物だとはっきり分かった」「メジャーリーグのマウンドに立ちたいという彼の叫びは、決して嘘ではないことが証明された」などと記している。

 コ・ウソクは韓国プロ野球・LGで2022年に42セーブを挙げるなど“韓国最強守護神”として、通算139セーブをマーク。23年オフにポスティングシステムを使い、LGから2年総額450万ドル(約6億4000万円)でパドレスに加入した。ただ、24年シーズンはオープン戦で結果を残せずマイナーで開幕を迎えた。

 その後、パドレス傘下2Aでプレーしていたが、トレードでマーリンズに移籍。マイナーで登板を続けていたが、昨年6月に自由契約となり、タイガースとマイナー契約を結んだ。

 現在はタイガース傘下2Aに所属。2Aでは今季8試合に登板し、防御率0・66の成績を残している。

 韓国プロ野球(KBO)はポスティングシステムを使って海外挑戦をした場合、韓国球界復帰時には元所属チームに戻らなければならない規則があるため、KBOに復帰する場合はLG所属となる。

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