伊東勤氏 巨人・田中将の投球「評価は難しい」も…らしさ見えた内角直球→外スラ崩し

[ 2025年3月3日 05:30 ]

オープン戦   巨人1―4ヤクルト ( 2025年3月2日    東京D )

<巨・ヤ>2回、ヤクルト打線を封じてグラブを叩く田中将(撮影・白鳥 佳樹)
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 【伊東勤 視点】先発して2回を22球で無失点。数字だけを見れば悪くはなかったが、巨人・田中将への評価は難しい。昨年のことを考えれば3月上旬のこの時期、ここまで投げられるようになったことはいいのだろうが、直球のスピードがもうひとつ足りないし、スプリットの落ちも悪い。

 初回の赤羽の中前打も、2回の浜田に浴びた二塁打もスプリットが高めに浮いたもの。開幕から逆算して、ローテーションを無条件で任せられる投球だったかというと、疑問符が付く。

 ただ田中将らしい投球の片りんは見せてくれた。2回2死二塁で打席に松本直。カウント2―2からの5球目、直球を内角に突っ込んだ。ボールだったが、指にかかった球威ある直球だった。続く6球目は外角へのスライダー。コースは甘かったが腰砕けのような形で遊ゴロに抑えた。こういう投球が今の田中将には理想。残り4週間、どこまで仕上げられるか、注目している。(スポニチ本紙評論家)

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