巨人グリフィンが4回5失点KO 来日2年目で初の中5日登板 初回、プロ初4番の森下に2ラン浴びる

[ 2024年8月13日 19:23 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2024年8月13日    東京D )

<巨・神>初回、森下に2ランを浴びるグリフィン (撮影・西川祐介)
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 巨人の来日2年目左腕、フォスター・グリフィン投手(29=米国)が13日の阪神戦(東京D)で今季13度目の先発登板。初回、森下に先制2ランを許すなど、来日初の中5日登板で4回4安打5失点と打ち込まれ、7月20日の中日戦(バンテリンD)以来3試合&24日ぶりとなる今季6勝目(3敗)を手にすることはできなかった。

 この日も岸田とのバッテリーでマウンドへ。だが、初回にいきなり2点先制を許した。

 1番・近本に左前打され、2死二塁からプロ初の4番に座った森下に1ストライクからの2球目、外角高めスプリットを左中間スタンドに運ばれる11号2ラン。嫌な立ち上がりとなった。

 その裏、丸が通算12本目となる初回先頭打者弾となる10号ソロ。即だに1点差としてもらったが、1―2のまま迎えた4回だった。

 先頭の3番・渡辺に10球粘られた末に四球を与えて出塁を許すと、1死後、5番・大山にも四球、6番・野口には中前打されて満塁。梅野を3球三振に仕留めて2死までこぎ着けたが、8番・木浪に真ん中高めのカットボールを走者一掃の右翼線二塁打とされて3点を失った。この回を投げ切って降板。5回からは2番手左腕・今村がマウンドに上がっている。

 グリフィンの投球内容は4回で打者18人に対して81球を投げ、4安打5失点。5三振を奪い、与えた四球は2つ、直球の最速は148キロだった。

 後半戦初登板となった7月31日の阪神戦(甲子園)は猛暑で大汗をかき、初回から珍しく制球を乱して4安打3四球といきなり4失点。結局、4回6安打5四球の4失点で降板して今季3敗目を喫した。

 前回登板した7日の広島戦(東京D)では7回までに自己最多タイの12三振を奪い、4安打無失点と好投。だが、2―0で迎えた8回に打ち込まれて7回1/3を7安打3失点で降板した。逆転を許したものの、チームはその裏に1点取って追いつき、延長12回の末3―3で引き分けている。

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