中日・小笠原 134球の熱投で本拠地初勝利「7回終わって、もう1回行かせてくれたことに感謝」

[ 2024年8月10日 05:45 ]

セ・リーグ   中日9―2巨人 ( 2024年8月9日    バンテリンD )

<中・巨>5勝目を挙げた小笠原(左)は立浪監督と握手をかわす(撮影・西川祐介)
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 中日・小笠原が今季8度目の先発で、待望の本拠地初勝利を手にした。過去4勝は全て敵地で、バンテリンドームでは無援の試合続きで0勝4敗。ついに9点の大量リードをもらい、8回2失点で5勝目を飾った。

 「7回終わって、もう1回行かせてくれたことに感謝。投げているときは何も思わなかったけど、試合が終わって、中継ぎのみんなが“助かった”みたいに言ってくれたんで」

 10安打を浴びながらも粘り、134球の熱投。先発の柱らしく、9連戦の4戦目で中継ぎ陣を休ませた。これまでは左腕に“借り”をつくりっぱなしだった野手陣は、中田が腰の張りで登録を外れた中で爆発。立浪監督も「投手は勝ちが付かないと。この勝ちで残り試合、どんどん調子を上げてもらいたい」と改めて期待を口にした。(山添 晴治)

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