【甲子園】神村学園が初戦突破 昨夏4強の経験でシーソーゲーム制す 注目打者・正林は無安打

[ 2024年8月10日 13:25 ]

第106回全国高校野球選手権大会第4日・1回戦   神村学園8-5木更津総合 ( 2024年8月10日    甲子園 )

<神村学園・木更津総合>7回、適時三塁打を放ちガッツポーズする神村学園・今岡(左)(撮影・大城 有生希)
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 神村学園(鹿児島)は木更津総合(千葉)とのシーソーゲームを制し、4強入りした昨年に続く初戦突破となった。

 2回2死満塁から9番・今村拓未(3年)の左前適時打で先制。同点の6回に2点を奪われ勝ち越されたが、直後の6回裏、1死一塁から5番・岩下吏玖(3年)、6番・上川床勇希(3年)の連続適時打ですぐさま同点とした。

 7回に再び3-4と勝ち越されたものの直後の7回裏、1死二塁から2番・入来田華月(2年)、3番・今岡拓夢(2年)の連続長打で2点を奪って逆転に成功。この回、敵失も絡め一挙4点を奪って試合を決定づけた。

 投げては先発・今村が9回147球を1人で投げ抜き、追いすがる木更津総合を振り切った。

 昨夏のベスト4は慶応(神奈川)、仙台育英(宮城)、土浦日大(茨城)の3校とも地方大会で敗退。神村学園だけが連続出場となった。昨年は準決勝で仙台育英(宮城)に敗退。昨年届かなかった頂点へまずは初戦を突破した。

 今春センバツで本塁打を放った注目打者・正林輝大(3年)は4打数無安打だった。

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