球界最軽量64キロのソフトバンク大津が高橋との“体重41㌔差対決”制し2勝目「自分らしい投球できた」

[ 2024年4月15日 05:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4ー1西武 ( 2024年4月14日    ベルーナD )

<西・ソ>今季2勝目を挙げ、笑顔のソフトバンク・大津(撮影・沢田 明徳)
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 支配下選手では球界最軽量64キロのソフトバンク大津が、14日の西武戦で7回5安打1失点。高橋との“体重41キロ”差対決に投げ勝ち2勝目を手にした。

 「全体的に自分らしい投球ができた。ランナーを出してからも粘り強く投げることができたし、狙って内野ゴロを打たせられた」

 “最軽量”ならではの軽快さを見せた。初回無死、外崎の打球は投げ終えた大津の背後に飛んだが「合わせました。感覚で。(グラブに)入るかなと思って」とまるで背中に目がついているかのように左手を背中へ回す“背面キャッチ”で打ち取りリズムに乗る。

 7種類の変化球を持つが、今季の先発転向で「前半は真っすぐを突っ込めるところは突っ込む」という強気のスタイルを確立し、6回までは3安打に抑え、二塁を踏ませない。7回1死、カーブを球界最重量125キロのアギラーに左翼に運ばれたが、最少失点に抑える合格点の内容だ。

 ルーキーだった昨季は中継ぎとして46試合2勝0敗13ホールド、防御率2・43と活躍。特に西武戦は9試合8回1/34安打無失点だった。今季初対決でも相性の良さは健在。“レオキラー”として名乗りを上げた右腕はヒーローインタビューに呼ばれ、「(目標は)10勝すること。しっかりチームに貢献できるように頑張ります」と頼もしく言い放った。

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