DeNA小園 ほろ苦デビュー 2回2/3を5失点「中断後に弱さが出た」再び2軍調整も

[ 2024年4月11日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA1―6中日 ( 2024年4月10日    横浜 )

<D・中>2回を投げ終えベンチへ戻る小園(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 緊張し、力み、3年目のデビューはほろ苦いものとなった。プロ初登板初先発で洗礼を浴びたDeNA・小園は「満足いくボールもあったけど(初回の)リクエストの中断後に自分のリズムで投げられなかったり、弱さが出たというのはある」と悔しさをにじませた。

 初回。先頭の三好を117キロカーブで見逃し三振に斬ったが2四球でピンチを招き細川に先制の左前打。力んで制球が甘くなった。2回は自らのバント処理のミス(記録は安打)もあり2失点。3回に投手の松葉に適時打を浴びて降板した。2回2/3を7安打5失点、3四球。「全ては経験。次に生かせばいい」と評した三浦監督は次回登板について「まだ決まっていない」と明言しなかった。再び2軍で調整して次回に備える可能性が高い。

 21年ドラフト1位で入団し、三浦監督からエースナンバーの18を継承。1年目は球団の方針で体づくりに専念し、3年目でやっと1軍の舞台にたどり着いた。1学年下で同じドラフト1位入団の19歳・松尾との若いバッテリーで可能性も感じさせた76球。今季初の3連敗を喫したが、21歳右腕が足跡を残した。(秋村 誠人)

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月11日のニュース