阪神・門別が2週間ぶり実戦で5回7K、和田2軍監督は「間隔が開いたズレはあったが修正できる」

[ 2024年3月16日 16:33 ]

ウエスタン・リーグ   阪神3―5広島 ( 2024年3月16日    鳴尾浜 )

<ウエスタン阪神・広島>先発登板する門別(撮影・後藤 正志)
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 高卒2年目左腕の門別が広島戦で2週間ぶりに実戦登板した。雨などの影響で2日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来の登板となったが、最速145キロで5回3安打7奪三振の投球を見せた。

 3回に内田に内角ストレートを2ランされたが、スライダー、ツーシームなどの変化球で三振を奪っていった。

 打線では途中出場の野口が右前打、左二塁打のマルチ安打で得点に絡んだ。試合は2番手の及川が9回2死から3ランを前川に浴び、逆転負けを喫した。以下は和田2軍監督の一問一答。

 ――門別については。
 「どう言ったらいいかな、ちょっと間隔が開いたことによるずれというか。いつもの門別だったら、もうちょっとコントロールいいかなっていうね、感じはしたかな。ただ、ちょっと期間が空いたことによる。ちょっと彼の中の感覚のズレだと思うから、これはもう、投げていく上で修正はね、できると思うんで。そんな極端に悪かったという印象もない」

 ――まっすぐで押すっていう感じではなかったように見えたが。
 「ちょっと右の外のね、コントロールっていうか。そこらへんがちょっと思ったようには投げれてなかったんじゃないかな」

 ――及川が一発を浴びた。
 「1軍行っても、4イニングは別として、そういう場面で投げるピッチャーなんでね。あの1球に関しては、バッテリー間のことなんで配球で何とかしないといけないところだったなと思うからね、やっぱり、そこら辺の反省というかね、それをしながら、あの場面で、これだけはダメっていうね、それが起こってしまったっていうところなんでね、もうちょっとこう、防ぎようがあったかなっていうね」

 ――門別の今後っていうのは何か。
 「いや、まだ、今日投げ終わってからの話なんで、現時点では」

 ――下での登板予定っていうのも。
 「まだまだちょっと、現時点では」

 ――バッターでは野口が途中出場でも、しっかりと。
 「そうやね、やっと、ちょっとずつ上がってきてるかなっていう。一時、ちょっとバット振れない時期があって、バットが出てこないっていうね。体を振ってしまってる時期あったけど、この間の筑後ぐらいから、少しずつ上り調子になってきてるかな」

 ――井上の交代は。
 「ちょっと、今見てもらってるんで、結果が分かんないんだけど、大事に至らないようにっていうかね。ちょっと気にはしてたからね。最後の空振りの後でね、いや、もう、それも含めて。もうその時点で代えようっていうあれだった」

 ――梅野は問題なく動けたみたいですけど。
 「キャッチボール見てても、少しずつ上がってきてるし、それ以外のことは普通にできる段階までね、来てるんでね。あとは彼の感覚の中で、どこまで仕上がっていくかっていうところで。今はそんなに気にしてる素振りはね、ないんかな。見ててね」

 ――スローに関しても。
 「ただ、ちょっとね、実戦から離れてる期間が結構長いんで、そこらへんは全体練習にもね、まだ入れてないから。それをちょっとこなした上でゲームに入ってく。だから、ここまでは順調に来てんじゃないかな」

 ――実戦となると。
 「うん。まだすぐこう、ゲームというところではないと思うよね。ただ、それに近いところまでは来てるんじゃないかな。見てるところではね」

 ――明日シートとかいうのは。
 「ああ、それはまだまだ今週は全くない。うん、それは」

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