磐田東監督に赤堀佳敬氏が就任 健大高崎などで尽力 計6度甲子園出場に貢献

[ 2024年3月16日 04:45 ]

磐田東野球部の新監督に就任する赤堀佳敬氏
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 開幕を控えた第96回選抜高校野球大会に出場する高崎健康福祉大高崎(群馬)の赤堀佳敬コーチ兼副部長(31)が、4月7日付で創部30年目を迎えた磐田東野球部の新監督に就任することが15日、分かった。

 赤堀氏は監督経験こそないが、健大高崎や盛岡大付(岩手)などで戦力補強や選手と監督とのパイプ役として尽力、計6度の甲子園出場などに貢献した。三島市生まれで「いずれ静岡県に戻って指導したい」という思いが、石川佳彦校長(60)の「人が集まるチームにしたい。そのために甲子園経験がある人を探していて、たまたまご縁がありました」と合致した。

 磐東は春夏通じて甲子園出場はない。10年秋に東海大会出場、11年夏の県準優勝が最高。赤堀氏は「今は(健大の)選手たちと日本一になることしか考えていませんが、その時が来たら野球部発展のために力を尽くします。感謝の気持ちを忘れず、生徒たちと本気で向き合ってともに成長していきたいと思っています」と意気込んだ。山本幸司現監督(47)は4月6日まで指揮を執り、その後は副部長としてチームをサポートする。

 ◇赤堀 佳敬(あかほり・よしのり)1993年(平5)4月1日生まれ、静岡県三島市出身の31歳。三島南小3年から三島向山少年野球クラブで野球を始める。三島南中―伊豆中央―中京大。高校、大学時代は内野手。大学卒業後は保健体育教諭として磐田南に赴任。その後は盛岡大付、高崎健康福祉大高崎で副部長として計6度の甲子園出場、関東大会3度優勝、明治神宮大会準優勝に貢献。1メートル78、75キロ。右投げ左打ち。独身。父は天竜高野球部の真也監督(55)

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