ドジャース・ロバーツ監督に卵投げつけ事件に韓国メディア「一歩間違えば『テロ』」「国際的な恥」憤り

夫人（手前）とともに仁川国際空港に到着し、笑顔のドジャースのロバーツ監督（AP）
Photo By ＡＰ

　20日からの開幕シリーズのためにドジャースが韓国・仁川国際空港に到着した際、集まったファンが熱狂する中でド軍のデーブ・ロバーツ監督（51）に卵のようなものが投げつけられた事件をめぐり、韓国メディアも憤りをあらわにした。

　ドジャースの選手やスタッフらは前日15日に韓国入り。空港で大谷翔平や山本由伸らを待ち構えていたファンが声援を送るなど熱狂に包まれた一方で、卵とみられる白い物体がロバーツ監督の前を通過。指揮官はそれに気付かず、ファンの声援に笑顔を振りまいていた。

　この行為をめぐり、韓国メディア「OSEN」は「幸い、卵はロバーツ監督の近くに落ち、誰にも当たらなかった」と最悪の事故にはならなかったとした上で「もしロバーツ監督が当たっていたら、一歩間違えば『テロ』になるところだった。国際的な恥だった」と憤りをあらわにした。

　現場では大きな混乱になることはなかったが、当局が捜査中とする地元報道もある。

　ドジャースは16日午後から、開幕戦が行われるソウル・高尺スカイドームで練習を行う。