NPBの洗礼…くふうハヤテ開幕戦完敗　オリックスに1－9も赤堀監督「歴史の一歩を踏み出せた」

くふうハヤテナイン（共同）
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　ウエスタン・リーグが15日に開幕し、今季から2軍公式戦に加わったくふうハヤテは静岡市のちゅ～るスタジアム清水で、オリックスと対戦。1―9の完敗に終わった。

　記念すべき初戦は、力の差を見せつけられた。シーズンへ向けた調整登板だった宮城、東、阿部という1軍でも実績十分な投手の継投の前に、わずか5安打1得点。2回には元DeNAの倉本がチーム初安打を放ったが、後続を断たれた。

　それでも、好プレーや安打が出るたびに、球場に詰めかけた1631人のファンからは熱い声援が飛んだ。赤堀監督は「試合に関しては残念だったが、歴史の一歩を踏み出せたのは良かった」と前を向いた。

　きょう16日にはイースタン・リーグが開幕。新加入したオイシックスは、ヤクルト戦（戸田）に臨む。

　≪竹内　登板中に医師国家試験合格≫2番手で登板した竹内が試合中に「医師国家試験」に合格した。最速147キロ右腕は3回を3安打2失点と粘投。登板中の午後2時に試験の結果が発表され、自身のSNSで「くしくもマウンド上で発表を迎えました」と報告した。地元の静岡高で甲子園に出場し、群馬大医学部に進学。プロ野球選手の医師国家試験合格は異例中の異例で、活躍すれば「ドクターK」などの異名が定着するかもしれない。