神奈川大学野球連盟・佐々木正雄理事長が著書の印税を世界少年野球推進財団に寄付「子供たちのために」

[ 2023年11月30日 11:51 ]

花束を受け取る佐々木理事長
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 横浜商大の監督を34年間にわたり務め、現在は神奈川大学野球連盟の理事長を務める佐々木正雄氏(75)が、指導法や教育などについて記した著書「強育論」(竹書房)の印税を、ソフトバンク・王貞治会長が理事長を務める世界少年野球推進財団に寄付した。発売当初から印税を寄付することを決めていた佐々木理事長は「子供たちのためになれたらと思って。これからもさりげなく、自分のできることをやっていきたい」と話す。

 著書には自身の経験をもとに、監督してのあり方、保護者との付き合い方、教え子への人間教育などを盛り込んだ。

 13日には横浜市内で出版記念感謝の食事会が開催され、ソフトバンク・王会長、巨人前監督の原辰徳氏、DeNA・三浦監督、横浜港ハーバーリゾート協会の藤木幸夫会長らが集まった。元日本ハムの斎藤佑樹氏は壇上に上がり、「佐々木さんには大学時代からお世話になりました」と出版を祝福。その他、明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督、慶大・堀井哲也監督らもスピーチした。

 会の最後に花束を受け取った佐々木会長は各テーブルを回り、感謝の言葉を出席者全員に伝えていた。

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