ソフト“トナカイ”板東の誓い…勝負の6年目は開幕ローテ&規定投球回到達&170イニングを目標

[ 2023年11月30日 06:00 ]

トナカイのカチューシャを着けたソフトバンク・板東(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの板東湧梧投手(27)が29日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約を更改。600万円増の4000万円でサインし、自身初となる開幕ローテーション入りからの新たな達成ノルマを自らに課した。

 「開幕から1年間を先発で回ることと、規定投球回の到達。そして、170イニングを目標に投げたい」

 今季は30試合5勝4敗、防御率3・04だが、6月中旬までは中継ぎだったために投球回は83だった。筋力トレーニングと食事で90キロ近くまで増量して臨んだが「体を大きくして使い切れていなかった。ただのおもりとなっていた」と反省する。

 昨オフに引き続き、和田の長崎自主トレに参加する予定で「和田さんには“反り腰や”と言われているので体幹と股関節を中心に、長く投げられるようにしたい」と課題克服の道筋は見えている。

 来季は6年目で28歳のシーズン。「もう中堅より、ちょっと上。ローテでずっと回って引っ張っていかないと」。スーツに身を包み“男前”ぶりは相変わらずだが、その裏には強い芯があった。(井上 満夫)

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