明大・蒔田 リーグ通算10勝目「成長感じる」 6回2/3を1失点

[ 2023年10月2日 04:33 ]

東京六大学野球第4週最終日   明大3-1立大 ( 2023年10月1日    神宮 )

<立大・明大>リーグ通算10勝を挙げた蒔田(左)とリーグ通算10本塁打を放った上田希(撮影・藤山 由理)
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 2回戦2試合が行われ、明大は立大に3―1、慶大は10―4で東大に連勝。ともに勝ち点を3に伸ばした。リーグ3連覇中の明大は今秋ドラフト候補の最速150キロ右腕・蒔田稔投手(4年)が6回2/3を6安打1失点でリーグ通算10勝目。ドラフト1位候補の上田希由翔内野手(4年)は通算10号となる2ランなどで援護した。

 明大は最速150キロ右腕・蒔田は6回2/3を6安打1失点でリーグ通算10勝目。「(入学時は)10勝を六大学でするとは思っていなかった。ただ、ただ成長を感じます」と胸を張った。

 チームは史上最長の13年連続でドラフトで指名されている。今季はエース右腕の村田、三塁手で主将の上田、左腕・石原、蒔田の4人がプロ志望届を提出済み。九州学院(熊本)時代は2学年先輩の村上(ヤクルト)とバッテリーを組んだ右腕は「自分が一番(指名が)危ないと思っている。自分だけ指名漏れしないように」と気を引き締めた。

 ▼明大・上田(3回に2ランを放ち、早大・鳥谷敬に並ぶ歴代7位タイのリーグ通算71打点)打った瞬間だった。一番良い形の点の取り方だった。

 ▼立大・木村泰雄コーチ(監督代行として指揮を執り接戦に持ち込むも連敗)投手は頑張ってくれた。チャンスで一本出ないのは相手との力の差。

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