日大鶴ケ丘コールド発進 ノーシードから9年ぶり甲子園へ高見沢主将「一人一人が仕事を全うできた」

[ 2023年7月9日 04:30 ]

第105回全国高校野球選手権西東京大会1回戦   日大鶴ケ丘13―3都武蔵村山 ( 2023年7月8日    神宮 )

<日大鶴ヶ丘・都武蔵村山>2回、三塁打を放つ5番小針(撮影・小渕 日向子)
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 課題だった打線が11安打13得点と爆発。日大鶴ケ丘(西東京)はノーシードから14年以来、9年ぶりの甲子園へ向け開幕戦を6回コールド勝ちし、主将の高見沢晴翔(3年)は「一人一人が自分の仕事を全うできた」と満足げに振り返った。

 初回に2点を先取されたが慌てない。2回に高見沢の犠飛などで逆転すると4回以降は毎回得点。投打がかみ合った快勝に、主将も「しっかり勝ち切れて良かった」と喜んだ。

 初戦敗退を喫した昨秋の都大会以降に打撃を強化すると、今春は3試合で31得点。課題を克服すると同時に、投手陣には中学時代に日本一の経験がある期待の左腕・住日翔夢が加入した。勝負の夏に投打共に戦力がそろい、高見沢は「決勝でまた神宮に戻ってくる」と力強く言い切った。

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