レッドソックス・吉田正尚 W世界一へ出陣! 「みんなが協力しながら」WBCに続く栄冠を
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【単独インタビュー】大リーグは30日(日本時間31日)、30球団が一斉に開幕を迎える。WBCで侍ジャパンの14年ぶりの世界一に貢献したレッドソックス・吉田正尚外野手(29)は、本拠フェンウェイ・パークでオリオールズと対戦。米1年目のシーズンを前に本紙の単独インタビューに応じ、今季への決意を語った。(聞き手・杉浦大介通信員)
――WBCに出たことは今季にいい形でつながっていく?
「打席数だけでなく守備でも9イニング出たし、ハードに動けていたかなと思います。体の状態は悪くないですし、ケガなく帰ってこられたのが一番ですね」
――WBC新記録の13打点。好結果を出して、周囲の目が少し変わった感覚は。
「僕だけではなく、日本の野球(の実力)を世界に証明できた。投手もいいし、打者のアプローチに対してもいいものがあるというのは(レッドソックスの)コーチの方も言っていたので、そういう面では認めてくれているのかなと」
――重圧に強いところも印象付けた。その秘訣(ひけつ)は。
「みんな緊張はする。大事なのはどんな場面でも同じ気持ちで臨むこと。メリハリをつけながら、常に同じマインドで臨むことですね。あとは準備。人と違うことをするとすれば試合までの準備くらい。それをどう持っていくかだと思います」
――メキシコ戦の本塁打を振り返ると。
「1回チェンジアップを空振りしていたので、そこで1球見られたのは大きかった。追い込まれてからはポイントを近くに入れて体を開かないようにしていたので、うまくヘッドが最後出てきたかなと。開かずに、その分、ボールの内からインサイドアウトで(打てた)。結果的にはいいアプローチができたのかなと思います。いい感じで(バットの)抜け感があった」
――試合後、同僚のバードゥーゴが“ひとこと言ってやる”と。
「“俺が決勝打(8回に一時勝ち越しの二塁打)を打ってたのに”とか、言っていましたよ。“俺が決勝打を打ってたからヒーローだったのに”と」
――米1年目の目標は。
「数字は全く(ない)ですね。とにかく一番を目指したい。そのためにも本当に1年間ケガなく過ごしたいです。ここ3年は全試合と言いながら120、130試合くらいの出場。今年はケガがないように試合をしっかりこなしていきたい」
――シーズンを長い目で見て適度に休みを挟むのが大リーグ流。
「トレーナーさんとも話しながらやっていきたいです。162試合を全部いければベストなんですけど、ここ最近、どんな選手でも5試合、10試合は休みながらですよね」
――4月中旬には大谷のいるエンゼルスとの4連戦がある。
「どちらかといえば日本のファンの方々の方が楽しみにしていると思うし、自分自身もこれまでと違うアメリカの地で戦えるというのは凄くまた特別なものだとは思います。ただチームが勝つためにプレーするという点では変わりはないです」
――大谷と接して刺激を受けた部分は。
「彼が目指しているところは世界一のプレーヤー。同じ日本人として誇りに思いますし、リスペクトもしています。そういう選手と同じ時代、同じ時期にプレーできているのは光栄なことだと改めて思います」
――昨季オリックスでの日本一を経て、WBCでも優勝。次は。
「大きな目標はやっぱり、両方で世界一。その一員になれたらいいなと。そのために個人個人がベストを尽くす。毎回全員が打てるわけではないですし、みんなが協力しながら戦っていければ」
≪誠実さで同僚の心わしづかみ≫【取材後記】WBCでの大活躍で吉田の取材依頼が今まで以上に増えたキャンプ終盤に、ねじ込んでもらったインタビューだった。「試合後だとトリートメント(体のケア)で遅くなるから」という吉田本人の気遣いから、デーゲーム前の食事後にセッティング。時間がない中でも、「撮影用にバットを持ってきてもらえますか?」というカメラマンからの要望にも快く対応してくれた。
そんな誠実な人柄の日本人ルーキーは、我々メディアからだけでなく同僚たちからも人気。WBC準決勝での直接対決後に舌戦(?)を繰り広げたバードゥーゴも「負けて悔しかったけど、勝ったのが吉田だったのはハッピー。次はレッドソックスで一緒に勝ちたいね」と晴れやかな笑顔で話していた。(杉浦大介通信員)
▽WBCでの吉田 大会初出場で全7試合に先発し、22打数9安打、打率・409。1次ラウンドは全て5番で、10日の韓国戦では3回に逆転打となる中前打を放つなど3安打5打点と大暴れした。イタリアとの準々決勝から4番を務め、同戦の7回に初アーチ。メキシコとの準決勝では0―3の7回、2戦連発となる貴重な同点3ランを放った。通算13打点は17年大会のバレンティン(オランダ)を抜き、大会新記録。外野手のベストナインに選出された。
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