ヤクルト ドラ3沢井プロテイン持参で入寮 自慢の体鍛え上げ本塁打王目指す

[ 2023年1月9日 08:50 ]

愛用のプロテインを手に入寮する沢井(撮影・沢田 明徳)
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 今年も年が明け、プロ野球の世界に飛び込んだ新人選手が続々と入寮。ヤクルトも育成選手を含む6選手が埼玉・戸田市で寮生活を始めた。

 入寮といえば、各選手が持参する個性豊かな“必需品”が話題になる。らしさ全開だったのは、ドラフト3位の沢井(中京大)だ。長打力が魅力の左の外野手が持参したのはプロテイン。昨年12月の入団会見で筋トレが趣味だと明かしていたルーキーは「朝飲むのが日課、当たり前の生活になっているので」と説明した。

 中京大中京時代から飲み始め、約6種類のプロテインを試してきた。食事は3時間おきにとり、1日4、5食。白米を300~400グラムと鶏胸肉200グラムを摂取し「味付けは塩こしょうやスパイスをかけて」と食事管理を徹底。1メートル80、98キロと立派な体を作り上げた。

 ベンチプレスは140キロを持ち上げ、胸囲は112センチ。スーツはパツパツだ。「扱う筋肉に意識を向けることで、体を扱いやすくコントロール能力も上がっている。単純に体重が増えたことで(打球の)飛距離が伸びた」と分厚い胸を張った。

 座右の銘はバランスのいい筋肉の付き方を競う「フィジーク」の第一人者、JINの「やるか、やるか」。マッスルボディーの持ち主は「本塁打王を爭う選手になりたい」と目標に掲げる村上のようなスラッガーを目指し、さらに体を鍛え上げていく。(記者コラム・青森 正宣)

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2023年1月9日のニュース