明大・上田は村上タイプのバットで勝負

[ 2023年1月9日 13:06 ]

明大・上田は村上タイプのバットで長打量産を狙う
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 東京六大学野球の明大が9日、東京・府中の同校グランウドで始動した。午前9時、左中間スタンドにある島岡元監督、内海元野球部長の胸像の前に集合。1年の誓いをしてからランニングに汗を流した。

 今季から主将を務める上田希由翔内野手(3年=愛産大三河)は全部員を前に「多くの方に支えてもらって今がある。感謝の気持ちを忘れずにやっていきましょう」と話した。1年秋から4番に起用され、今年はドラフトへの集大成。「特に長打にこだわりたい」とバットをメーカーに頼みヤクルトの三冠王・村上タイプにしてもらった。同じ三塁手という共通点もある。「自分では捉えたと思った打球が失速したりしていた。今年はバット(のボールに当たる)角度も含め長打が打てるようやっていきたい」と意気込んだ。もちろん戦後チーム初となるリーグ3連覇、その先の4冠(春秋連覇、全日本大学選手権、明治神宮大会)も視野に入れる。「全員が4冠という目標を持っている。でもそれには1日の積み重ねが大事。寮生活も含め緊張感を持ってやっていきたい」と主将らしい言葉で締めくくった。

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2023年1月9日のニュース