高校野球 タイブレーク導入開始回を13回から10回に変更 今夏甲子園は3年ぶりに黒字に

[ 2022年12月2日 18:42 ]

甲子園球場
Photo By スポニチ

 日本高野連は2日、大阪市内で令和4年度第3回理事会を開催し、高校野球特別規則の一部改定を決めた。

 高校野球特別規則23・タイブレーク制度の採用について、令和5年度から選手の障害予防などの観点から、導入開始回を13回から10回に変更。同制度は18年の選抜高校野球大会からすべての公式戦で導入され、延長13回から無死一、二塁の状態で攻撃を開始していたが、9回終了までに勝敗が決着しなかった場合は、延長戦突入後すぐにタイブレークを実施することとなる。

 来年度以降の練習試合解禁日の変更についても発表。近年、選抜大会や土、日曜日を最大限活用し、春季大会開催時期を早めることが多くなり、大会前の練習試合日程の確保を目的とし、3月第1土曜日を解禁日とした。

 また、8月に行われた第104回全国高校野球選手権大会収支決算の内容を公開。3年ぶりの有観客開催となったことや、新型コロナウイルス感染拡大防止や暑さ対策のために全席指定・前売りを原則として料金を値上げしたことなどにより、収支は2年続けての赤字から黒字に転じたことを発表した。

続きを表示

2022年12月2日のニュース