巨人に復帰の長野　人見知り継続「盛り上げ役の松田さんが来るので、僕はキャラ変しない」

背番号7を披露する長野（撮影・光山　貴大）
Photo By スポニチ

　ソフトバンクを退団し、巨人に加入した松田宣浩内野手（39）と広島から無償トレードで復帰した長野久義外野手（37）が15日、都内のホテルで入団会見を行い、ともに「キャラ継続」を宣言。勝負強い打撃だけでなくムードメーカーとしても期待される松田は、代名詞でもある「熱男」を新天地の東京ドームで披露する可能性を示し、長野は「人見知り」の継続を宣言した。

　5年ぶりの復帰となる長野もキャラを変えない。来季14年目のベテランは若手に「人見知りなので、どんどん話しかけてほしい」と要望。精神的な支柱として期待されるが「盛り上げ役の松田さんが来るので、僕は変わらず。キャラ変はしないです」と宣言した。

　甘いマスクと誠実な人柄で広島でもファンに愛されたが派手なパフォーマンスで盛り上げる松田とはキャラが正反対。広島に移籍後も巨人ファンから声援を受けたものの「ヒーローインタビューの時はみんな帰っていた。僕のインタビューが面白くないと知っているのでは」と苦笑いする。

　慣れ親しんだ背番号「7」のユニホームに袖を通し「今はやる気に満ちあふれている。ルーキーのように頑張りたい」と誓う。「中島さん、松田さんの後ろについて、若い子たちの間に入っていければ」と目を輝かせた。（小野寺　大）