楽天 福山、釜田が現役引退 球団スタッフに 福山「12年間ありがとうございました」

[ 2022年11月16日 13:07 ]

楽天の福山博之(左)と釜田佳直
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 楽天は16日、福山博之投手(33)、釜田佳直投手(29)が現役を引退することを発表した。2人とも球団スタッフに就任する予定。

 福山は大商大から2010年ドラフト6位で横浜に入団。13年に楽天に移籍すると豊富なスタミナを武器にリリーフとして活躍。14年から4年連続で60試合以上に登板するなど、チームに貢献した。376試合に登板し、17勝15敗9セーブ102ホールド。防御率2・92 だった。

 釜田は11年ドラフト2位で楽天に入団。12、16年には先発陣の一角としてともに7勝をマークした。通算成績は88試合に登板し、21勝16敗2ホールド。防御率4・86だった。2人は球団を通じ、以下のコメントを寄せた。

 ▼福山 12年間、球団の皆さん、ファンの皆様、家族、関わってくださったすべての方々のおかげでここまでやってくることができました。本当にありがとうございました。これから始まる新しい野球人生をじっくり堪能したいと思います。

 ▼釜田 トライアウトを受けましたが連絡をいただくことは無かったので、引退という形をとらせていただくことになりました。11年間、怪我がありながらも自分のなかでは、最後まで一生懸命、悔いなくやりきれたという思いがあります。何度も何度も這い上がってこられたのは、ファンの皆さんの声援、寄り添って見てくださった球団のトレーナーさん、一緒にリハビリをした仲間の支えがあったおかげです。本当に感謝しかありません。これまで野球に育てられてきたので、野球というスポーツを通して経験してきたことを還元し、恩返しができるよう、第2の人生も頑張っていきたいと思います。

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