6年ぶり最下位の中日・立浪監督「しっかり受け止めて、出直していくしかない」課題は勝負所の貧打

[ 2022年9月29日 21:38 ]

セ・リーグ   中日1-6DeNA ( 2022年9月29日    横浜 )

<D・中>9回、選手交代を告げる立浪監督(撮影・島崎忠彦)
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 中日が29日のDeNA戦に敗れ、64勝75敗2分けとなり今季セ・リーグの最下位が確定した。2016年の谷繁元信監督(シーズン途中で森繁和監督代行に)政権以来、6年ぶりの屈辱となった。27日の敗戦でBクラスが確定し、10年連続でクライマックスシリーズ(CS)への進出を阻まれた(2020年は3位もコロナ禍でCS開催がなくなった)ばかりだが、またも悔しい結果を突き付けられた。

 試合は初回に1点を先制するが、先発の高橋宏が踏ん張れず5回7安打6失点(自責点4)で降板。その後も打線が奮起できず、1-6で完敗となった。今季は球団ワーストを更新する26度目の零敗を喫するなど、貧打に泣いた1年でもあり、この日も象徴するような試合となった。

 立浪監督は試合後、最下位が確定したことについて「これはしっかりと受け止めて、また出直していくしかないと思います」と話した。この日も打線が3安打で1得点どまり。「3安打じゃ勝てないですね。途中で点差を広げられたが、それまでに追加点を取れなかったのが、こういう結果になったのかなと思います」と苦々しく振り返った。

 また、課題について、チーム打率は去年より上がっているが、得点圏が下がっていることについて「得点圏とホームランが圧倒的に少ない。であれば、後ろにつないでいく打撃もなかなかできていないし、課題はたくさんありますけど、というところですね」と説明していた。

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