ベストはカージナルスのモンゴメリー、元エンゼルスの2人も活躍 ESPN電子版「良い、悪いトレード」

[ 2022年9月3日 07:34 ]

カージナルスのジョーダン・モンゴメリー投手(ロイター)

 スポーツ専門局ESPN(電子版)がトレードデッドラインから1カ月が経ち「良いトレード、悪いトレード」を特集した。

 ジャックポット(大当たり)だったのはカージナルスのジョーダン・モンゴメリー。ヤンキースに4か月いて3勝だったのに、1カ月で4勝した。カ軍はフォーシームで高目を攻めさせている。

 2番目はマリナーズのルイス・カスティーヨ。防御率もWHIPもレッズ時代と変わらず、その上で三振率は高くなり四球率は下がっている。3番目はパドレスのフアン・ソト。MVPレベルのパフォーマンスは見せていないが、新チームで出塁率・413。チームは今一つ勢いがないが、それは彼のせいではない。

 一方で全くダメだったのはパドレスのクローザー、ジョシュ・ヘイダー。8試合に登板し、5・2回で13安打7四球、防御率19・06。ストライクが全く入らないかと思うと、ど真ん中に投げて打たれてしまう。メカニックの問題のようだが、果たして9月のプレーオフ争いの中で復調できるのか?

 ヤンキースのフランキー・モンタスは5試合に先発し0勝2敗、防御率7・01。交換でアスレチックスに移籍した左腕JP・シアーズは4試合に先発して2勝1敗、防御率2・53。ヤ軍相手に投げた時はクォリティスタートだった。メッツのマイケル・ギブンスはカブスで40試合に投げて防御率2・66だった。セットアッパーとして期待されたが、最初の13試合で12失点(自責11)と苦しんでいる。

 エンゼルスからトレードされたノア・シンダーガードと、ライセル・イグレシアスはチームの大きな助けになっていると好評価。シンダーガードは防御率も三振率もエ軍時代より悪くなっているが、ザック・ウィーラーの怪我の中、フィリーズの先発ローテーションを助けている。イグレシアスはブレーブスで10・2回を投げ1失点、ケンリー・ジャンセンへのセットアッパーとして機能している。ジャンセンの休みの日はセーブも挙げている。

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2022年9月3日のニュース