オリ・近藤「一生忘れられない日に」、母の誕生日に973日ぶり白星 記念球はプレゼント

[ 2022年5月1日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス3ー2西武 ( 2022年4月30日    京セラD )

<オ・西>8回2死一、二塁、近藤は西武の代打・中村を中飛に抑えガッツポーズ(撮影・後藤 大輝)
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 オリックス・近藤は「人生初です」というお立ち台で同期入団の吉田正から肩を組まれ、目が自然と潤んだ。8回に3番手で救援し、1回無失点。直後に吉田正が決勝ソロを放ち、19年8月31日のロッテ戦の救援勝利以来、973日ぶりの白星が転がり込んだ。

 「拍手と声援というか…。めちゃめちゃ感動して、一生忘れられない日になりました」

 20年9月に右肘内側側副じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、懸命にリハビリに励んできた。くしくも母・鈴美さんの誕生日。9回を締めた平野佳から記念球を手渡され、「母に贈ります。今までで一番のプレゼントができたと思います」と笑った。

 救援陣に厚みを加える存在として期待され、中嶋監督は「勝ちが付いて、ノッていきそうな感じがしますよね」と歓迎した。

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2022年5月1日のニュース