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DeNA・牧 松坂に並んだ438%増の7000万円 2年目野手最高額に思わず「うわっ」

[ 2021年12月17日 05:30 ]

契約更改を終え、金のシャワーテープを浴びるDeNA牧秀悟
Photo By 代表撮影

 DeNAの牧秀悟内野手(23)が16日、横浜スタジアムで契約更改を行い、1300万円から5700万円増の年俸7000万円でサインした。今季は数々の新人記録を更新。2年目年俸7000万円は野手史上最高額で、438%の昇給率は、99年の松坂大輔(西武)と並ぶ歴代最高となった。今季のヤクルトに続き、最下位からの日本一を目指す来季は、チームの柱としてさらなる飛躍を目指す。

 思わず「うわっ」と声が出た。2年目野手では史上最高額となる年俸7000万円。牧は「びっくりが一番。5000万くらいならいいなと想像していた。本当にいいのかな」と想定外の大昇給に驚きを隠せなかった。

 年俸1300万円から7000万円への438%アップは、1年目の99年に16勝を挙げた松坂大輔(西武)と金額も同じ新人歴代最高の昇給率。2年目野手では、史上最高額となった。これまで上位10人が投手のみだった2年目年俸で、牧は00年の松坂、14年の巨人・菅野と並ぶ歴代2位に入った。

 プロ1年目の今季。リーグ3位の打率・314をマークし、本塁打は同期入団の阪神・佐藤輝の24本と2本差の22本。8月25日の阪神戦では新人史上初のサイクル安打も達成した。「ずっと使ってもらって、だんだん投手に対応できるようになった。こういう成績を残せたのは出来過ぎ」。35二塁打は長嶋茂雄(巨人)の記録を破るリーグ新人新記録。猛打賞14度も長嶋に並ぶ新人最多だった。

 チームは最下位に終わりながら、今オフは強化に積極的だ。日本ハムを自由契約になった大田、楽天を戦力外の藤田を獲得。新外国人ではクリスキーを加えた。現有戦力でも国内FA権を取得した宮崎を、6年12億円の球団野手史上最長の大型契約で引き留め。牧も、前日15日に発表されたセ・リーグ新人王の広島・栗林の年俸5300万円を大幅に上回る大盤振る舞いとなった。狙うのは三浦監督の2年目となる来季の躍進。最下位から日本一まで上り詰めた今季のヤクルトに続き、最下位から24年ぶりの日本一の本気度の表れだ。

 「新しい一年だったし、新人記録をいろいろ塗り替えることができた」と牧は今年の漢字に「新」を選んだ。昇給分は「物欲があまりない。一番応援してくれたのは家族なので、年末実家に帰ったときご飯に連れていきたい」と親孝行に充てる。

 真価の問われる2年目。牧は「チームの日本一と打点王。個人としても今年の成績を少しでも上回りたい」と気を引き締めた。(君島 圭介)

 ◇牧 秀悟(まき・しゅうご)1998年(平10)4月21日生まれ、長野県出身の23歳。小1から野球を始め、松本第一では甲子園出場なし。高校通算11本塁打。中大では東都大学リーグ通算5本塁打で、3年春に首位打者、同秋にMVPを獲得。3年時の日米野球で大学日本代表の4番に座り、昨年のドラフト2位でDeNAに入団。1メートル78、93キロ。右投げ右打ち。

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