巨人・岡本 キング38号も空砲…3ランは球団最多タイとなる9本目

[ 2021年9月25日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人6―6阪神 ( 2021年9月24日    東京D )

<巨・神>3回2死一、二塁、岡本は同点となる中越え3ランホームランを放つ(撮影・椎名 航)
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 三つ巴の大混戦で迎えた「伝統の一戦」は、勝敗のはざまを激しく行き交った。序盤に巨人へ主導権をもたらした岡本和の一撃は空砲に終わった。

 原監督が「7点目が両軍取れなかったというところでしょうね」と総括した一戦。1点リードの9回に、復帰登板の守護神・ビエイラで追いつかれた。

 直後、攻守交代時のベンチ。岡本和は自身今季初対戦のスアレスのデータ資料を椅子の上に置き、顔を至近距離に寄せて読み込んだ。試合前時点でチームが13打数1安打だった相手守護神から、サヨナラ勝ちをかっさらうつもりだった。

 力と力の勝負は、1死二塁。4球連続で投げ込まれた高めの直球、最後は158キロを中前へ運んだ。続く亀井が申告敬遠で1死満塁。ナインはベンチで総立ちだったが後続が凡退した。最終盤で追いつかれた痛い引き分け。サヨナラ勝利なら上昇気流に乗ったが、あと一歩及ばなかった。

 「何とかランナーを還したかった。ホームランになって良かった」とコメントしたのは3回の同点弾。3点を追いかける展開で、1シーズンでは球団最多タイとなる9本目の3ランだ。自身にとっては中日と戦うヤクルト・村上が37号を放ち、同本数に並ばれた19分後に、再び引き離す38号だった。

 9回の守備ではチーム最年長39歳の亀井が、左翼ファウルゾーン席に飛び込んで飛球を追う執念もあった。3回は2死から5点を奪い、指揮官は「あまり良い風が吹いていない雰囲気の中でよく粘った」と前を向いた。(神田 佑)

 ≪自己最多シーズン9本の3ラン≫岡本和(巨)が3回に今季9本目の3ラン。岡本和のシーズン9本の3ランは18年の8本を上回る自己最多。2リーグ制後の巨人では77年王貞治、08年ラミレスに並ぶ最多となった。なお、2リーグ制後の両リーグ最多は80年ソレイタ(日)の14本、日本人では落合博満が85年ロッテ、88年中日でマークした10本だが、岡本和はどこまで伸ばせるか。

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