阪神2軍 執念逆転で3年ぶり優勝 10勝村上が投手MVP!野手では栄枝&長坂 残すは兄弟Vだ!

[ 2021年9月25日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神5-3オリックス ( 2021年9月24日    甲子園 )

<ウエスタン 神・オ> 3年ぶりにウエスタンリーグで優勝を決め、ダブルピースで喜ぶ平田二軍監督(右) (撮影・平嶋 理子)                          
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 阪神2軍が24日、ウエスタン・リーグのオリックス戦(甲子園)に5―3で勝利し、2018年以来、3年ぶりのリーグ優勝を果たした。平田勝男2軍監督(62)は「勝ちたいを通り越した執念を感じた」と称賛。10月9日のファーム日本選手権(サンマリンスタジアム宮崎)でイースタン・リーグ優勝のロッテと戦う。 

待ち望んだ勝利の瞬間を見届けると、平田2軍監督は静かに喜びをかみしめた。コロナ下のためもあり胴上げはない。それでも、ベンチ前の最前列で左翼手の奥山からウイニングボールを受け取ると、ほほ笑んだ。

 「ファーム18連勝、そしてファーム優勝ということで、本当に選手たちが一生懸命、努力した結果だと思う」

 マジック1で迎えた一戦でも、ナインは勝利への執念を体現した。3点先制された直後の2回。無死満塁の好機をつくると、江越がカウント0―2から外角スライダーを右前へ運んだ。「追い込まれてからうまく対応できた」。さらに無死二、三塁から山本の中前打で同点に追いつくと、板山への2球目が暴投となり4点目。一気に逆転に成功した。

 「ファームで成績が良い選手たちを矢野監督が使ってくれているので、すごい競争意識。1軍でアイツに負けない、負けてたまるのかというのがある」

 2軍で結果を残して昇格した及川、小川、島田、小野寺らが、1軍でも積極起用された。チーム内競争の激化はやがて、好循環を生む。1軍同様の緊張感で試合に臨んだことが、驚異の粘り強さを生み、ファーム新記録の18連勝につながった。前日23日の広島戦では2点劣勢の9回から4点を奪う逆転劇。この日と合わせ、2試合連続の逆転勝利で悲願の優勝をつかみ取った。

 報道陣からMVPを問われた際には、投手ではリーグトップの10勝をマークする村上、野手では栄枝、長坂の両捕手の名を挙げた。

 試合後に場内で行われた優勝報告で指揮官は「ここにいる選手たちは誰一人、この状態に満足している選手はいません。きょうみなさんがご覧になった選手たちが、1軍の戦力となって優勝に貢献することを私は確信しています」と宣言した。次は1軍の番。16年ぶり4度目の「兄弟V」へ向け、戦力供給に万全を尽くす。(須田 麻祐子)

 ○…阪神2軍が18年以来3年ぶり17度目のウエスタン・リーグ優勝。現在ヤクルト、巨人と優勝を争う1軍と「兄弟V」が実現すれば64年、03年、05年に続く16年ぶり4度目になる。前回05年の2軍は木戸監督が率いて8月31日に決定。岡田監督の1軍は9月29日に優勝を決めた。2軍のファーム日本選手権、1軍の日本シリーズでは同じく兄弟Vのロッテと対戦したが、ともに敗退している。

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