阪神救援陣踏ん張った! 6回以降5投手が執念の零封リレー 3番手・及川「絶対に0点で抑えたかった」 

[ 2021年9月25日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神6-6巨人 ( 2021年9月24日    東京D )

<巨・神(20)>6回に登板し3人斬りの阪神・及川(撮影・森沢裕)
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 阪神ブルペン陣の執念も価値あるドローを呼び込んだ。3番手で6回に登板した及川は1番から始まる上位打線を3人斬り。1死から松原、坂本を連続三振に斬った左腕は「1点差の状況で絶対に0点で抑えてチームに流れを持ってきたかったので、しっかり腕を振って、強気で向かっていく投球を心がけた」と快投を振り返った。

 7回は22日に再昇格を果たしたアルカンタラが9月初登板。四球と暴投で1死二塁のピンチを背負うも、丸と中田の長距離砲をきっちりと封じて無失点。外国人枠の関係で約3週間、2軍での調整を強いられた助っ人右腕は「良い感覚で投げることができた。任された場面を抑えることができて良かった」と充実感を漂わせた。

 8回は小川と岩貞で3つのアウトを奪って零封。序盤で先発の西勇がKOされるなど4回までに6失点も3番手以降の投手が最後まで7点目を与えず、チームは黒星を総力戦の引き分けに変えた。(遠藤 礼)

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