東京五輪銅メダリストの巨人メルセデス、後半戦初登板で5回1失点 勝利投手の権利得て降板

[ 2021年8月14日 15:46 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2021年8月14日    東京D )

<巨・中(16)>力投するメルセデス(撮影・森沢裕)
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 巨人の来日5年目左腕、C・C・メルセデス投手(27)が中日戦(東京D)に先発登板。5回6安打1失点とまとめ、勝利投手の権利を得て降板した。

 ドミニカ共和国代表として出場した東京五輪では1次リーグの日本戦(福島あづま)で開幕投手を務め、7回途中1失点好投で侍ジャパンを苦しめるなど銅メダル獲得に貢献。後半戦初登板となったこの日は初回、先頭・京田をいきなり四球で歩かせ、1死二塁から大島に中前適時打されて先制を許したが、その後は失点を許さなかった。

 初回に先制を許した後、なおも続いた1死一、三塁のピンチは高橋周、A・マルティネスとともに見逃し三振に仕留め、丸の逆転3ランが出て3―1となって迎えた2回の2死一、二塁は伊藤を空振り三振でピシャリ。3回は先頭・大島に死球で出塁を許したが、主砲・ビシエドを打ち取った後で高橋周を遊ゴロ併殺打に仕留め、5回の2死一、二塁も高橋周を三ゴロに打ち取った。5回までに108球を投げたため、その裏に1死一塁で打席が回ると原監督は代打・重信をコール。ここで降板となった。

 メルセデスの投球内容は5回で打者23人に対して108球を投げ、6安打1失点。5三振はすべて直球で奪い、与えた四死球は3つだった。

 ▼メルセデス 本来であれば球数を少なく、もっと長いイニングを投げなければいけなかった。その中で難しいイニングはあったが粘ってリードを守ることができて良かった。

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2021年8月14日のニュース