【ロッテ井口監督に聞く】2番・藤原V弾に「最後までこの打順で」 国吉は「勝ちパターンで」

[ 2021年8月14日 21:55 ]

パ・リーグ   ロッテ4ー2オリックス ( 2021年8月14日    ZOZOマリン )

<ロ・オ15>マリンスタジアム1000勝まであと2。ヒーローインタビューを終え笑顔の藤原(撮影・長久保 豊)
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 ロッテが首位オリックスとの接戦を制し、後半戦初白星を飾った。試合後の井口監督は、決勝アーチを放った藤原、移籍後初登板を果たした国吉、今季4勝目を手にした美馬の投球に加え、「6番・右翼」で起用し、走攻守で貢献した岡の活躍も称えた。

 試合後の一問一答は以下の通り。

 ――後半戦初勝利。
 「雨も降っていて非常にタフなゲームだったと思いますけど、その中で美馬が5回を、本調子じゃなかったと思いますけど、しっかりとゲームをつくってくれて、リリーフ陣もしっかりと抑えてくれた」

 ――打線は2回に逆転に成功した。
  「1点取られても、その後しっかり点を取れたのは大きいし、今日はやっぱりスタメンの岡がしっかり先頭で出てくれて(田村の)内野ゴロの間に本塁に還ってきてくれたり、(5回の右飛)ファンプレーも含めて、しっかりチームの核としてやってくれた」

 ――先発の美馬は2失点に抑えた。
 「相手の3、4番をしっかり抑えてくれたことが大きい」

 ――7回には国吉が移籍後初登板を果たした。
 「球もしっかり走っていますし、こういうコンディションではあったけど、しっかりと勝ちパターンの中でやってくれた。本当にいい場面で使っていこうと思います」

 ――全員で勝ち取ったゲーム。
 「首位との争いなんでね。昨日負けていますし。今日、何とかみんなで勝とうという気持ちが出ていたと思いますし、チームスローガンの“1点をつかみ取る”というところから1点を追い抜くというところも含めて、今日ははしっかりできたと思います」

 ――藤原が勝ち越し弾を放った。
 「入りの初球をしっかりと狙って打てたってことは大きいと思いますし、本当に恭大は1軍に上がってきてから、ずっと結果を出してここまできている。1、2番がしっかりと機能しているのも強味だし、最後までこの打順でしっかり打ってほしい」

 ――国吉は勝ちパターンで7回に投入。
 「勝ちパターンで、とにかく初登板いい形で行かせてあげたいと思っていた。いいシチュエーションの中で、しっかりと彼も抑えてくれた。際どいところボールといわれましたけど、本当にいい球でした」

 ――昨年の沢村と同じような起用になる?
 「そうですね。後ろが厚み増すと、チームとしてもどんどん突っ込みやすくなってくる。そういう意味では一人加わってくれて大きい」

 ――9番に入った藤岡が、2死からチャンスメイクした。
 「7、8、9がどうやって上位につなぐかが大事。2死からの2本というのは非常に大きかったと思います」   

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