楽天・オコエ 昇格即スタメンで決勝打

[ 2021年8月14日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天5―0西武 ( 2021年8月13日    メットライフD )

2回無死二塁、適時打を放つオコエ(撮影・白鳥 佳樹)
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 今季初めて1軍昇格した楽天・オコエが決勝打を放ちスタメン起用に応えた。2回無死二塁でフルカウントから外角低めのスライダーを中前に運ぶ先制適時打に「投手への対応ができている」と胸を張った。

 2月に左手首の手術を受け、1軍出場は19年9月26日西武戦以来687日ぶり。石井監督も「これまでの悔しさを持ちつつ、また新たな気持ちでリスタートしてくれれば」と目を細めた。

 《金侍の存在感 浅村が2打点》金メダリストの浅村が存在感を示した。1―0の5回1死満塁でバットを折られながら内角の直球を左前に運んだ。2点打でリードを広げると、7回にも右前打。後半戦初戦で2安打2打点と活躍し「後ろにつなぐ、走者を還すのが役割なので」とうなずいた。「今までの野球人生で一番素晴らしい経験」と振り返る東京五輪が終わり「(次は)リーグ優勝を目指して頑張る」と新たな目標に向けてまい進する。

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2021年8月14日のニュース