チーム合流したソフトバンク・甲斐に王会長からエール「後半戦が勝負。まだ4差だろ」

[ 2021年8月12日 05:30 ]

ソフトバンク・マルティネスをねぎらう王球団会長(撮影・中村 達也)
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 侍ジャパンの正捕手として金メダル獲得の原動力となったソフトバンク・甲斐がチームに合流し、歓喜の報告をした。「腹を決めてやっていたし、金メダルを取れて本当に良かったと思う」と笑みを浮かべた。

 初戦のドミニカ戦では同点セーフティースクイズ、準々決勝の米国戦では延長10回タイブレークでサヨナラ打。守っても侍投手陣を引っ張り、決勝では零封リレーを演出した。「この緊張は初めて。決勝の前に頭痛と吐き気がした。初経験でした」。扇の要として、誰よりも責任感を感じた舞台だった。

 13日からはリーグ戦が再開。11日、ペイペイドームで行われた投手練習を視察した王会長からは「本当にお疲れさま。攻守でMVP級の活躍だ。後半が勝負や。まだ4差だろ」とエールを送られた。甲斐は、「気持ちも後半に向かっている。優勝をするという目標には間違いなく変わりはない」と気を引き締めた。(福井 亮太)

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