新田・古和田「四刀流」で大暴れだ 指揮官も期待「キーマン」

[ 2021年8月9日 13:35 ]

愛媛大会、初優勝を飾り、マウンドに駆け寄る新田ナイン

 台風の影響のため、初日が順延となった第103回全国高校野球選手権大会で、仕切り直しの第1日の第2試合で静岡(静岡)と対決する新田(愛媛)が9日、甲子園室内での練習後、オンライン取材に対応した。

 主将で4番、捕手を務め、投手としても登板する四刀流の古和田大燿は「甲子園の室内で練習できて、雰囲気も良かった。この順延はすごく大事な時間にすることができた。投手としても、捕手としても、静岡の機動力を阻止して、4番としては相手に力のある真っすぐを打ちたい。打つ自信はあります」と気力を充実させて、初戦に臨む構えだ。

 愛媛大会の背番号1から、甲子園では2に変更する。岡田茂雄監督は「2年生の向井が予選で1本立ちした。古和田の力を1番発揮できるところとして、本人と話し合って、背番号2にした」と説明。この日の練習でも古和田と向井が室内ブルペンでマウンドの形状、固さをチェックすることに主眼を置いた。岡田監督は「キーマンはやはり古和田。1打席目が勢いをつけるためにも重要。ひと振りに期待している」とミラクル新田の再現を主将に託していた。

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2021年8月9日のニュース