夏の甲子園、開幕10日に順延 小松大谷・木下主将一人きりの開会式リハ 思い込めた宣誓文2回読み上げる

[ 2021年8月9日 05:30 ]

昨年の高校野球交流試合の開会式は無観客の中行われた

 第103回全国高校野球選手権大会の開会式リハーサルが8日、甲子園球場で行われた。

 今春選抜では初日に試合を行う6校のみだったが、今夏は全49校が参加。ただし新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年のように入場行進で球場を1周することはなく、外野から本塁方向へ短い距離を歩くのみにとどめるなど簡素化される。この日、選手では選手宣誓を務める小松大谷・木下仁緒主将のみが参加。木下主将は2年ぶりに開催される夏の甲子園大会への、さまざまな思いを込めた宣誓全文を2度読み上げ、本番に備えた。

 なお、台風9号の接近による悪天候が予想されるため、開幕日をきょう9日からあす10日に順延。開幕順延は17年以来5度目で、決勝は8月26日となる。

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2021年8月9日のニュース